今度は腐葉土から

こんどは、腐葉土から放射性セシウムが1kgあたり1万1000ベクレルも検出された。落ち葉からは7万2000ベクレルの放射線量を検出したという。

これらは、新たに排出された訳ではなく、要するに3月の爆発事故のときに環境中に放出されたもの。放射性ヨウ素は半減期が約8日間だから、100日もたつと放射線レベルは4000分の1以下に減るが、セシウムはそうはいかない。そして、それらがいま稲わら、落ち葉、腐葉土からも次々と検出されているわけだ。

しかし勘違いしてはいけない。「計る」から見つかるが、計らなくても放射性物質はそこに存在しているのだ。

業者保管分からもセシウム 栃木県産の腐葉土:MSN産経ニュース
市販の腐葉土から放射性セシウム:NHKニュース

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子どもだって、ここまできちんと分かってる

昨日の「毎日新聞」夕刊に載っていた、東京電力福島第一原発の事故で「避難準備区域」とされた南相馬市の小学校の児童たちが転校していった友だちと文通を始めたという記事。

それを読んでみると、「もしみんなが原発のびょうき、こうじょうせんがんになったら、ぜったいわたしはなおるのをみまもる」とか、「原子力にちかいところからひなんしてきたから、きらわれると思っていた」など、小学校4年生なりに原発事故の危険性や「差別」の不安を受け止め、心を痛めていることが分かる。あらためて事故の深刻さを考えずにはいられない。

東日本大震災:文通で深まる絆 避難準備区域、福島・南相馬の石神第二小4年生:毎日新聞

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