あらためて社会主義の道を踏み外したソ連の犯罪性を実感

ジョセフ・クーデルカ プラハ1968

東京都写真美術館で開催中の写真展「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」を見てきました。

1968年8月20日、ソ連とワルシャワ条約機構5カ国の軍隊が、チェコスロヴァキア共和国に侵入に、プラハの街を占領し、共産党や政府の幹部をモスクワに連れ去って、チェコスロヴァキアの自主的な改革の動きを踏みつぶした事件を撮影したものです。

私たちが、ソ連は本当に社会主義といえるのか? と考え始める出発点ともなった重大な事件なので、ぜひ見たいと思っていました。木・金は夜8時まで開場しているというので、仕事帰りに恵比寿にまで出かけてきました。

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九電「やらせメール」事件:「朝日」は情報をつかんでいたのに報道しなかった!!

九州電力が、玄海原発の再稼動問題で国がおこなった説明会を報じた番組に「やらせメール」を送るよう、子会社社員に指示していた問題。これは、もともと、共産党の「しんぶん赤旗」7月2日付が暴露したスクープです。

九電が“やらせ”メール/玄海原発再稼働求める投稿/関係会社に依頼/国主催の説明会:しんぶん赤旗

昨日、日本共産党の笠井亮衆議院議員が質問し、九州電力社長が急遽記者会見して謝罪したことから、今朝の新聞各紙に大きく取り上げられることになりました。

そんななか注目されるのが「朝日新聞」。一面には、こんな記事↓を載せています。

子会社社員に原発再開賛成メール促す 九電、番組向け:朝日新聞

が、問題は39面に載ったこの記事の続き。そこには、次のようなくだりがあります。(残念ながら、この39面の記事はウェブ上には出ていないようなので引用しておきます)

 朝日新聞は「説明会の件で、九電が社員に『賛成・安全という議論をネットでわき起こせ』と指示していた」との情報を入手。6月下旬に事実関係を尋ねたが、九電広報は「メールで指示することは考えられない」と否定していた。

つまり、「朝日新聞」は、「しんぶん赤旗」が報道する前に、九州電力の「やらせメール」の情報をつかんでいたのです。それにもかかわらず、報道しなかったのです。九電が「考えられない」と否定したと書かれていますが、取材相手が否定しても報道した事件はいくらでもあるのですから、「やらせメール」事件を報道しなかった理由にはなりません。結局、広告主である電力会社をおもんばかって、記事を握りつぶしたとしか考えられません。

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「サンデー毎日」に不破さん登場!!

『サンデー毎日』7月17日号

『サンデー毎日』7月17日号

今週発売の『サンデー毎日』(7月17日号)に日本共産党の元議長・不破哲三さんが登場し、政治評論家の岩見隆夫氏と対談をしています。

岩見氏と言えば、先日、「毎日新聞」紙上で、不破さんの原発事故問題の講演をとりあげ、「日本の原発について歴史的、体系的に振り返り、なにしろわかりやすい」「原子力への理解を深めるためにも、不破講義の一読をおすすめしたい」と紹介していました。

誌面を見ると「41年ぶり対談」とあります。これは、1970年の共産党大会で、新しく設けられた書記局長にだれがなるのかというのでマスコミが取材合戦をしたときに、「毎日新聞」の記者だった岩見氏が不破さんを「夜討ち」して以来、ということのようです。(^_^;)

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原発「減らすべき・すべてなくすべき」で67% 読売世論調査

「読売新聞」の世論調査。

原発問題にかんしては、「今後、国内の原子力発電所をどうすべきか」の質問に、「増やすべき」2%、「現状維持」29%に対し、「減らすべき」46%、「すべてなくすべき」19%で、あわせて67%に上っていること。これは、この間の「日本経済新聞」「毎日新聞」の世論調査と共通して、脱原発が3分の2を占めている。

また、定期点検中の原発の再稼動については、「賛成」42%にたいし「反対」48%で、拮抗しているが、やはり再稼動反対が多数を占めている。

内閣・政党支持と関連問題」2011年7月電話全国世論調査:読売新聞

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原発「減らすべき・全廃すべき」が62%:毎日新聞世論調査

「毎日新聞」の世論調査。

「原子力発電に頼っている日本のエネルギー政策をどう思いますか」の問いに、「やむを得ない」30%にたいし、「原発は減らすべきだ」45%、「原発は全て廃止すべきだ」17%で、あわせると62%。また、定期検査で停止中の原発の運転再開については、「賛成」37%にたいし、「反対」51%と反対が過半数を占めた。

首相退陣時期「明確に」62% 「早く」44%、「来月」27%:毎日新聞
原発再開「反対」51% 電気料金上げ「容認」多数:毎日新聞

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吉永さん、一般紙は報道しなくても集会には2万人集まりましたよ〜

吉永小百合さんをふくめ170人の著名人が呼びかけ人になったという明治公園の「原発ゼロ7・2緊急行動」。2万人が参加して、渋谷、新宿へデモ行進をしましたが、翌日、商業新聞をめくっても記事が全然見つかりません。

今日、職場であらためて全部の新聞を調べて、ようやく日本経済新聞が第2社会面に1段のベタ記事を載せていたのを発見。2万人も集まった集会・デモ行進のことは一言も書かないとは、やっぱりマスメディアも「原発村」の一員なのでしょうか…。

エネルギー政策転換訴え、都内で集会 約2万人が参加:日本経済新聞

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読み終わりました 松岡訳『マクベス』

松岡和子訳『マクベス』(ちくま文庫)

松岡和子訳『マクベス』

え〜っと、だんだん惰性になりつつありますが、松岡和子訳のシェイクスピア『マクベス』を読み終わりました。

魔女たちの予言に惑わされ、破滅へと向かうマクベス。どうとでもとれるような魔女の予言に、自分の望むものを見てしまう人間の弱さ。あるいは、優柔不断なマクベスが、柄にもなく大きなことをしでかそうとして、みずから招いた厄災でしょうか。

見せ場は、冒頭の魔女の予言の場面。それから、国王ダンカンを殺した直後のマクベスの「マクベスはもう眠れない!」の台詞が出てくる場面。そして最後のバーナムの森が動き出すところ、などでしょうか。

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なるほど、いま清盛の評価はこうなっているのか…

上杉和彦『平清盛』(山川出版・日本史リブレット25)

上杉和彦『平清盛』(山川出版)

平清盛のイメージというと、武士の出身でありながら、天皇の外戚となって権勢を誇り、貴族化して、とうとう最後は頼朝ら源氏勢に討ち滅ぼされてしまった、そんな感じでした。歴史は「勧善懲悪」ではないと思ってはいても、貴族化して軟弱になったから源氏に負けてしまった、あるいは、平家は古代末期、中世(封建制)は鎌倉幕府から、というイメージは、確かにありましたね。

しかしいまでは、清盛は「武家政権の創始者」として積極的な評価が与えられています。

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原発ゼロをめざす7・2緊急行動に参加してきました

本日は、午後から、明治公園で開かれた「原発ゼロをめざす7・2緊急行動」の集会&デモ行進に参加してきました。全体では2万人が参加したそうで、東京や首都圏の人はもちろん、全国からたくさんの人がきていました。

集会には、福島からもたくさんの人たちが参加していました。ステージでも、福島の農家の方、業者さん、お母さん、被災地の病院で働く人、福島から千葉に避難して、避難先で農業を再開した青年など、一つひとつの訴えが胸をつきます。

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140万アクセスを超えました

6月30日の夜遅く、140万アクセスを突破しました。
130万アクセスを超えたのは、大震災直後の3月19日でした。

これまでは10万アクセスには4〜5カ月かかっていましたが、今回はわずか3カ月と10日で10万アクセス増えました。そのかなりの部分が原発事故にかんするアクセスではないかと思われるのが残念でなりません。

一日も早い震災復興と、原発事故の収束を願ってやみません。

これからもInternet Zone::WordPressでBlog生活をよろしくお願いします。m(_’_)m