ベルリングェルが死んで奇跡は起こった

映画「人生、ここにあり!」

東京は、今日は午前中から雨が降り出し、一時はかなりの土砂降りになりましたが、夕方には一段落したので、昨日に続いて、またまた映画を見に出かけました。

今夜はイタリア映画「人生、ここにあり!」です。(今年9本目)

舞台は1983年のイタリア・ミラノ。市場に対応すべきだと唱え、「市場主義者!」と罵られて、労働組合をクビになったネッロが紹介されたのは、精神病院の患者たちの協同組合 ((日本でおなじみの生協も協同組合ですが、生協は消費協同組合。ここに登場するのは協同組合企業、生産協同組合です。))のマネージャーの仕事だった。しかし、彼らの仕事と言えば、封筒に書類を入れたり切手を貼ったりという退屈な補助作業ばかり…。ネッロは、組合員に、補助作業を続けるのか、それとも本格的な仕事で市場に挑戦するのかと提案する。すったもんだの議論のあげく、仕事は寄せ木の床張り作業に決定。しかし、障害を抱えた組合員たちの仕事はなかなかうまくいかない。そんなある日、ネッロが不在中に、床に貼る木が足らなくなり、廃材を使って勝手に作業を進めてしまう。それがデザイナーにうけたことから、協同組合の仕事はうまく滑り出すのだが……。

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