昨日の「読売新聞」に、「アイスランド、金融危機克服」という記事が出ていた。
中身は、ヨーロッパ経済の先行き不安がいわれるなかで、2008年に深刻な金融危機に見舞われた「アイスランドが着実に経済回復を果たしつつある」というもの。実際、2009年には実質GPDは-6.9%を記録したが、今年1〜3月期には前期比2.0%の伸びを示している。
興味深いのは、その一番の要因が、負債を抱えた大手銀行を救済せずに破綻させたことにある、というのだ。
昨日の「読売新聞」に、「アイスランド、金融危機克服」という記事が出ていた。
中身は、ヨーロッパ経済の先行き不安がいわれるなかで、2008年に深刻な金融危機に見舞われた「アイスランドが着実に経済回復を果たしつつある」というもの。実際、2009年には実質GPDは-6.9%を記録したが、今年1〜3月期には前期比2.0%の伸びを示している。
興味深いのは、その一番の要因が、負債を抱えた大手銀行を救済せずに破綻させたことにある、というのだ。
昨日は、第41回サントリー音楽賞を受賞した大野和士さんが振る記念コンサートを聴いてきました。
マーラー:交響曲第2番 ハ短調 「復活」
曲目は、大野和士さんの意向で当初の予定が変更されたそうです。もちろん、なぜいま「復活」なのかは言うまでもありません。プログラムには、次のような大野和士さんのコメントが紹介されています。
「復活」・・・この二文字に全身全霊を込めて、
皆さんと共に、祈りをささげたいと思います。 大野和士
演奏は、この言葉どおり、大野さんの気持ちがまっすぐに表わされたものでした。
今日から日刊「しんぶん赤旗」に連載が始まった、「続・子どもと『貧困』」。読んでみると、ほんとにこんなことがあっていいのかと驚いてしまいます。
保育所が子どもを帰すときに替えたおむつに時間を書いておくと、翌日もそのおむつのままで登園してくるというのです。13〜15時間もおむつ替えなしとは。さらには、5歳でも紙パンツという子どもが…。
それぞれに家庭には事情があります。前のケースでは、母親は22歳のシングルマザーで、上が4歳、下が1歳の2人の子どもがいるというのですが、母親自身が服を着替えないこともあるという完全「崩壊」状態。あとの5歳児のケースは、母親が子どもを虐待すると、離婚した40代の父子家庭。父親は子どもの面倒を見るために、昼間の仕事を辞め、夜になると子どもを置いてアルバイトをしていたといいます。
こういう親をつかまえて、「育児放棄だ」「児童虐待だ」と言ってみても、問題は解決しません。保育所は、こうした家庭、あるいは子どもにとっては、いわば最後の頼みの綱といえます。