金曜日、日フィルの、2011/12シーズン最初の定期演奏会を聞いてきました。指揮は、日フィル主席客演指揮者のピエタリ・インキネン。
- マーラー:交響曲第3番 ニ短調
インキネンのマーラーは、前回 ((4月には第6番が予定されていましたが、インキネンが来日をキャンセルしたため、今回がインキネンの「マーラー撰集」第2回となりました。))第1番がいまいちもやっとして少々心配していたのですが、この日は、管も弦もインキネンの追求する透明感のある音を響かせて、なかなかお見事な演奏でした。個人的には、もう少し派手さと艶やかさがあった方がマーラーらしくて好みなんですが、それはそれとして、日フィルの透明度の高い音が印象的でした。