本日の「東京新聞」夕刊で、作家のたくきよしみつ氏が「原発『警戒区域』の隣で」と題する論文を書かれている。そこの載せられた地図が、
これ↓。
東京電力の品川火力発電所を中心として、半径20kmおよび30kmで描かれた円だ。20km圏内には、東京23区がほぼすっぽり入り、30kmだと横浜市、さいたま市、千葉市のかなりの部分までが含まれる。
福島第一原発から約25kmの川内村に暮らすたくき氏は「半径20キロの円というものを首都圏の人は想像できるだろうか」と書かれているが、正直、僕はもっと狭いものとイメージしていた。
この地図を見て、しばし絶句…。
これだけの範囲が、いま現実に立入禁止となっている。あらためて原発事故の大きさと、おのれの想像力のなさを考えさせられた。