警察庁の調査で、昨年1年間の刑法犯の認知件数が9年連続で減少。ピーク時の285万件から148万件へ、ほぼ半減しました。凶悪犯も減っているとのこと。
巷では、しばしば「治安が悪くなっている」と言われていますが、実は治安は良くなっている、ということのようです。
刑法犯:昨年認知、150万件下回る 148万件、30年ぶりの少なさ:毎日新聞
刑法犯:昨年認知、150万件下回る 148万件、30年ぶりの少なさ
[毎日新聞 2012年1月13日 東京朝刊]
警察庁は12日、昨年1年間の刑法犯の認知・検挙状況(速報値)を公表した。認知件数は148万826件で前年より10万5030件(6・6%)少なく、9年連続の減少となった。150万件を下回るのは81年以来30年ぶり。
検挙件数は46万2642件で前年比3万4714件(7・0%)減。検挙された人は30万5687人で1万6933人(5・2%)減った。刑法犯の認知件数は82年に150万件を超え、02年に約285万件でピークに達した。
金融機関を狙った強盗は66件で前年より3件少なかったが、被害額は約2億6500万円で6・8倍に増加。2月に福島県二本松市のJAで約1億1000万円が奪われるなど、多額被害の事件が相次いだのが原因だ。【鮎川耕史】