置塩信雄氏の理論についてちょいと呟きました

置塩信雄氏の理論について、ど素人の僕が理解しているところをちょいと呟きました。

あくまでど素人の議論ですので、間違っていたらお許しあれ。

  • @koheisaito0131 置塩信雄氏は、『原題資本主義分析の課題』で、生産手段の社会化とは「社会の全構成員が生産の決定に関与することだ」と指摘し、全構成員が生産の決定に関与するとはどういうことかを検討されています。アプローチは違いますが、共通の問題を論じられていると思います posted at 23:03:21
  • 【訂正】誤「原題資本主義分析の課題」→正「現代資本主義分析の課題」 posted at 23:04:23
  • @koheisaito0131 アソシエーション論ではありませんが、80年代から、ただ所有を変えれば良いという議論にたいして「生産手段が社会的に共同所有されているとはどういうことか」を理論的に探求されてきました。『経済学はいま何を考えているか』などもご参照ください。 posted at 23:17:59
  • @mnb_chiba どうぞ自由にご発言を。(^_^;) posted at 23:20:16
  • @marukenkyu @koheisaito0131 もちろん、置塩氏の議論は80年代のものですから。しかし、生産の決定への関与というのは、生産手段に対する諸個人のVerhaltenでしょw いや別に揚げ足取りじゃなくて。どうでしょうか。(^_^;) posted at 23:25:36
  • @mnb_chiba ということですね。生産手段の社会化とは生産手段の所有権を移すだけでは足りないんだという問題を、80年代にすでに理論的に提起されていたということが大事なのだと思います。 posted at 23:29:10
  • @koheisaito0131 @marukenkyu 置塩氏の問題提起は氏の著作を読んでいただくのが一番。アプローチは純経済学的で、アソシエーションなどまったく視野には入っていません。でも、決定という面から解明すべき問題がまだあることを提起した意義は大きいと思います。 posted at 23:36:34
  • @koheisaito0131 @mnb_chiba 私も、自分一人で置塩氏の本を読んできただけです。しかも半分以上は、置塩氏が亡くなられてから。もっと若いときにちゃんと勉強しておけばと、後悔しています。 posted at 23:40:16
  • @koheisaito0131 @marukenkyu 僕は日本史専攻でしたから。(^_^;) posted at 23:40:44
  • (ここだけの話だが、置塩氏の理論というと、とかくマルクスの定理や置塩の定理が数学的に証明できるかどうかばかり議論されるのは、いかがなものかと思う) posted at 23:49:54
  • @mnb_chiba @koheisaito0131 資本主義の場合は、均衡拡大再生産の要は資本家の新投資というのが置塩氏の主張だと思います。でもここで言っているのは社会主義の場合。しかし社会主義においても再生産の問題=投資(どこにどれだけ生産財を投下するか)の問題だと思います。 posted at 23:57:20
  • @mnb_chiba @koheisaito0131 置塩氏の原点を知ると言う意味では『資本制経済の基礎理論』がお薦め。ただし、古書でもなかなか手に入りません。 posted at 23:59:36
  • 置塩信雄氏の著作集をぜひ出版してほしいと、ずっと思っているのだが・・・。大月書店あたりが、岩波と筑摩に掛け合って、なんとかしてほしいなぁ〜 posted at 00:02:46
  • @mnb_chiba なるほど、僕はそういうふうに読んだことはありませんでした。 posted at 00:07:16
  • 資本主義において資本家の投資態度が再生産において決定的だというのは、資本家の投資関数を所与・不変のものとみなしたケインズにたいする置塩氏の批判の中核をなしていると思う。 posted at 00:11:36
  • @mnb_chiba ああ、そういえば民主的改革から社会主義的変革への連続的な発展という問題を論じられていたことがありましたね。うかつにも失念しておりました。 posted at 00:12:47
  • @koheisaito0131 置塩氏の主な著作をそろえるのに、僕は10年以上かかりました。ひたすらネットで検索し続け、ものがあったときは高いと思ってもためらわずに買うことです。(^_^;) posted at 00:18:28
  • ケインズ経済学批判としては、新野・置塩『ケインズ経済学』が一番よくわかった。 posted at 00:19:24
  • そういえば、置塩氏の基本的な考え方の要となるものの1つに、実質賃金率と貨幣賃金率の区別という問題がある。 posted at 00:23:11
  • マルクスの定理が証明できるかどうかという問題も、ほとんどが実質賃金率のとらえ方をめぐる議論だと思う(数理的な議論はほとんど理解できていないけど)。 posted at 00:24:59
  • 僕は数理的な議論はさっぱりわからないけど、マルクス的な意味でいえば、労働力の価値=実質賃金(率)だと思う。 posted at 00:26:55
  • あくまで、素人が一人で置塩氏の本を読んで理解したところでは、という話だけど。間違っていたら、四郎素人にもわかるような方法でご説明ください。 posted at 00:28:11
  • 置塩氏の経済学教科書の展開は『資本論』とは違っているが、氏の『資本論』理解は非常に厳格。だから、マルクスの立場で理論を突き詰めることで、利潤率の傾向的低下が成り立たないことや生産価格論での総額一致命題の不成立など、『資本論』の叙述にたいする批判も出てきているのだと思う。 posted at 00:35:06
  • しかし、新MEGAにもとづいて草稿からの積み重ねで『資本論』の理論を明らかにするという視点は、置塩氏にはない。これは時代的制約なのだから、氏の責任ではない。草稿からのマルクスの理論的発展のなかで、あらためて置塩氏の提起を考えてみる必要があると思う(僕にはその能力はないけど)。 posted at 00:41:04
  • 価値・価格の総額一致命題が成り立たないとすれば、価格関係から価値に遡及できるかどうかが問われる。これはマル経にとっては根本的問題だと思うのだが、管見では、そのことを真正面から論じた論文を見たことがない。 posted at 00:43:52
  • 【訂正】誤「四郎」→正「素人」 RT @GAKU_IZ あくまで、素人が一人で置塩氏の本を読んで理解したところでは、という話だけど。間違っていたら、四郎にもわかるような方法でご説明ください。 posted at 00:45:14

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