最初から「補正」の必要な選挙制度って何?!

衆院の選挙制度改革にかんする各党協議会で、民主党の樽床幹事長代理が、比例定数80削減などの「座長私案」を提示。

比例の一部に連用制を導入する可能性を匂わせて、公明党を引き込もうとしていることは明白なのだが、それより、そもそも最初から「民意が過度に集約されることを補正するための措置を講ずる」と断らなければならないような選挙制度って、いったい何なのか? こんな「選挙制度改革」が実現したら、日本は「補正された」民主主義国家になってしまう。なんともご立派な「私案」だ。

衆院選「樽床私案」提示…比例80減に公明反発:読売新聞

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班目さん、「瑕疵があった」と認める

原子力安全委員会の班目春樹委員長と、原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長が、国会事故調で証言。

班目氏は、「瑕疵があった」「対策をやらなくてもいいという言い訳に時間をかけた」と、原子力安全規制体制の欠陥を認めたが、無責任というか今さらながらというか、あっけらかんとした態度に呆れてしまう。こういう無責任な人物が、日本の原子力安全規制体制のトップだったのかと思うと、本当に怒りがわく。

【放射能漏れ】2トップ、福島事故で謝罪 「言い訳に時間をかけた」「私は文系で…」:MSN産経ニュース
SPEEDI:班目氏「避難に使えぬ」…国会事故調:毎日新聞

原子力安全委の責任者が「瑕疵」を認めたのだから、現在すすめられてるストレステストについても、ちゃんとした安全規制機関を作ってから、しっかり評価してほしい。

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