右から
- 山内清『拡大再生産表式分析』(大川書房、税込み6,000円)
- 大西広『マルクス経済学』(慶応大出版会、本体2,400円)
- 齊藤彰一『マルクス剰余価値論の地層』(八朔社、4,000円)
- 孫崎享『不愉快な現実』(講談社現代新書、本体760円)
- 渡辺尚志『百姓たちの幕末維新』(草思社、1,800円)
久しぶりの散財をしてしまいました。(^_^;)
1冊目、山内清さんは、一度、高校の国語になったあと、大学院にすすみ、鶴岡高専で経済学を教えてきたという経歴をお持ちの方。現在東京学習会議で『資本論』の講義をされていますが、内容は本格的な研究書です。なお、この本にはISBNがついていません。ご注文は大川書房へ。
2冊目は、京大の大西広氏の最新著。なんで慶応大から? と思ったら、今年から慶応大学に移られたそうです。
4冊目、『不愉快な現実』は、一昨日の「しんぶん赤旗」の書評欄でとりあげられていたもの。外務省から防衛大教授を経た孫崎氏と共産党とでは、まるっきり立場は違うはずですが、それを赤旗がとりあげたというのも面白いことです。
5冊目、これが僕の本来の専門分野(日本近世史)。最近は研究は沈滞気味ですが、そのなかで渡辺氏、読むに値する著書を書く数少ない研究者です。