お父ちゃんの悩み

あるお家のお父ちゃんとお母ちゃんの、当然すぎる悩みについてつぶやきました。

  • 埋葬のやり方についてもできるだけ国民感覚に近づけようということなのでしょう。昭和天皇の武蔵野陵は26億円もかかっていて、あまりにかけ離れすぎですからねえ。”天皇の埋葬“火葬”に見直しへ” NHKニュース http://nhk.jp/N41I6BLr posted at 19:50:41
  • いまどき土葬というのも違和感ありでしょう。また武蔵野陵墓地以外に新しく陵墓地を確保するのも現実にはかなり困難でしょうから、いずれ陵墓を築くというやり方は限界を迎えます。そう考えると、火葬にして簡素小規模なお墓にせざるをえません。 http://bit.ly/IaYyV4 posted at 19:55:52
  • まあ、古来の伝統といっても、現在の陵墓のやり方はさかのぼってもせいぜい江戸初期まで。ご本人から簡素にしたいと言われたのですから、これを伝統を壊すものと非難することもできないでしょう。http://bit.ly/IaYyV4 posted at 20:01:35
  • 埋葬の仕方だけでなく、葬儀についても「国民と同じく、そしてできるだけ簡素に」とのこと。いまどき白装束で鳳輦に乗せてということでもないでしょう。私は、今回のご本人の発意というのはまったく当然なものだと思いました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120426/t10014736071000.ht… posted at 20:06:41
  • さらに一言いえば、葬儀や埋葬の仕方だけでなく、このさい、即位の儀式についても、ぜひ時代に合った、そしてなにより日本国憲法の「その地位は国民の総意に基づく」という規定にふさわしいやり方にして欲しいと思います。 http://bit.ly/IaYyV4 posted at 20:10:03

もとのニュースは、こちら。

天皇の埋葬“火葬”に見直しへ:NHKニュース

天皇の埋葬“火葬”に見直しへ

[NHKニュース 4月26日 19時26分]

 宮内庁は、天皇や皇后が逝去した際の埋葬方法について、天皇皇后両陛下の意向を受けて、土葬から火葬に変える方向で具体的に検討を進めることになりました。天皇と皇后を一緒に埋葬する合葬も視野に入れるということで、350年余り続いてきた埋葬方法が大きく変わる見通しです。
 天皇や皇后が埋葬される場所は「陵(りょう)」と呼ばれ、昭和天皇の場合、東京・八王子市の武蔵陵墓地に皇后の「陵」と隣り合う形で造られています。天皇の埋葬は、350年余り前の江戸時代初期から、ひつぎごと埋葬する土葬で行われ、1つの「陵」に1人が埋葬されてきました。
 両陛下は、みずからを埋葬する「陵」は、大きさを含めできるだけ簡素なものとするほか、埋葬方法は社会では一般的な火葬が望ましく、「喪儀(そうぎ)」についても国民生活への影響を少なくしたいと述べられているということです。
こうした意向を踏まえて、宮内庁は、「象徴」としての立場にふさわしい「陵」と「喪儀」の在り方について、具体的に検討を進めることになりました。「陵」については、歴代の天皇や皇后の「陵」の大きさや形を踏まえたうえで、埋葬方法を土葬から火葬に変える方向とし、両陛下が望まれている合葬も視野に入れて検討するということです。
 また「喪儀」についても、火葬となった場合、個々の儀式の場所や内容、儀式全体をどう組み立てるのかについて、昭和天皇の「喪儀」も踏まえながら検討していくということです。
 これらの方針は、すでに皇太子さまと秋篠宮さまにも伝えられ、お二人とも異存はなかったということです。
 火葬や合葬が行われれば、「陵」の縮小につながり総工費も減る見込みで、埋葬方法が大きく変わる見通しです。
こうした検討は、10年ほど前から水面下で進められていましたが、発表が今の時期になったことについて、宮内庁は「かねてよりの懸案だったが、天皇陛下の手術後の回復を待ち、改めてご了解を得てきょうの発表になった」と説明しています。

両陛下の思い

 両陛下は大正天皇と昭和天皇、それに、それぞれの皇后の「陵」が造られている東京・八王子市の「武蔵陵墓地」に埋葬される見通しです。宮内庁によりますと、両陛下は、「武蔵陵墓地」の地形や面積の制約を考えると今後も用地を確保し続けるのは難しく、みずからを埋葬する「陵」は大きさを含めてできるだけ簡素なものが望ましいという考えを持たれているということです。さらに、「陵」の大きさや形をより弾力的に検討できることや、社会ではすでに火葬が一般的になっていること、歴史的に見ると江戸時代初期よりも前は火葬も多くみられたことなどから、両陛下はみずからの埋葬方法は、火葬が望ましいと述べられているということです。また「陵」や「喪儀(そうぎ)」をできるだけ国民生活への影響が少ないものにしたいという意向も示されているということです。
 両陛下の元側近の1人によりますと、皇后さまは、簡素な「陵」を望む天皇陛下の意向を受け、みずからの「陵」について、常々「ほこらのようなごく小さなものでいいので、できるだけ陛下のおそばに造ってほしい」と述べられていたということです。これを聞いた天皇陛下は「それなら合葬がよいのでは」と、みずからの考えを示されたこともあったということです。この元側近は、両陛下の意向で合葬も視野に火葬の検討が進められることについて、「両陛下は、その時々の社会情勢を踏まえながら、すべてのことにおいて国民とともに歩む皇室像を追い求められてきた。そうした両陛下の姿勢が、よく表れていると思います」と話しています。

「陵」と「埋葬」

 天皇や皇后が埋葬される「陵」は全国に188あり、宮内庁が立ち入りを厳しく制限して管理しています。形は時代によって異なりますが、古くは、円墳や前方後円墳などで広大なものが多く、大阪府堺市の仁徳天皇陵は、面積がおよそ46万4000平方メートルと日本で最大級の前方後円墳です。埋葬方法には土葬も火葬も見られ、天皇と、皇后や子が一緒に埋葬される合葬が行われたこともありましたが、江戸時代初期の後光明天皇の時からは、ひつぎごと埋葬する土葬で一人ずつ埋葬されるようになりました。明治、大正、昭和も、こうした埋葬が続けられました。
 明治天皇は、京都市伏見区の伏見桃山陵に、大正天皇は東京・八王子市の武蔵陵墓地にある多摩陵に、昭和天皇は、同じく武蔵陵墓地にある武蔵野陵に埋葬されています。それぞれの天皇の「陵」の東隣には皇后の「陵」があり、別々に埋葬されています。
 このうち大正天皇と昭和天皇の「陵」は、戦前に定められ今の憲法の施行に伴い廃止された「皇室陵墓令」という法令に準じて造られました。この法令では、「陵」の形は上円下方か円丘、面積は天皇は2500平方メートル、皇后や皇太后の場合は1800平方メートルとされていて、総工費は昭和天皇の場合で26億円余り、平成12年に逝去した后の香淳皇后の場合で18億円余りでした。
 今後、両陛下の意向を踏まえて火葬や合葬が行われれば、「陵」の規模の縮小につながり総工費も減る見込みです。
一方、そのほかの皇族を埋葬する「墓(ぼ)」は全国に522あり、「皇室陵墓令」で面積は、皇太子や皇太子妃で350平方メートル以内などと「陵」に比べると小規模なものとされ、今の憲法が施行されて以降は火葬のあと夫妻で合葬されてきました。

“国民の負担考えられたと思う”

 両陛下の埋葬方法の見直しが進められることについて、象徴天皇制の研究を続け、日本人の埋葬の歴史に詳しい宗教学者の山折哲雄さんは「これまでと同じような陵を造るということになれば、広大な敷地や多額の費用が必要となるため、国民に大きな負担になると考えられたのだと思います。常に国民とともに歩みたいと考えられているおふたりにとっては、葬儀も国民と同じく、そしてできるだけ簡素にしたいと希望されたのだと思います」と話しました。さらに、両陛下が合葬を希望されていることについて、「おふたりがこれまで築き上げてきた家族の在り方をみると死後も同じ場所でご一緒に、と思われるのは自然なことだと思います」と述べました。また、350年余り続いてきた埋葬方法が大きく変わる見通しとなったことについては、「両陛下が、これからの皇室を考えていくうえで、今後も国民とともに歩んでいくのだという気持ちを改めて表されたのではないかと思います」と話しています。

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