昨日の出張が無事すんだので、本日は二期会のオペラ「パルジファル」(ワーグナー)を見てきました。(^_^)v
創立60周年ということで、ドイツのクラウス・グートの演出で舞台装置も大がかりなもの。本日は、アムフォルタス:大沼徹、ディトゥレル:大塚博章、クルネマンツ:山下浩司、パルジファル:片寄純也、クリングゾル:友清崇、クンドリ:田崎尚美のキャスト。オケは読売日本交響楽団、指揮は飯守泰次郎。
- お早うございます。眠いっす… posted at 10:08:53
- パルジファルに向かって出発進行! posted at 12:38:30
- それにしても、1階席ガラガラではないか!4階席や5階席はほぼ埋まっているが、2階席や3階席にしても1列目こそ客がいるものの、あとはパラパラ。関係者席なんだろうか、あまりにひどい。 posted at 16:10:02
- パルジファル第1幕了んぬ。な、長い。こんなに長いとは思わなかった… 疲れました。王は癒す存在だというのはよくある話だから、病院という設定はわからなくはないが、医者がでてきて聖杯の儀式というのはやっぱり違和感を感じるなあ。 posted at 16:14:50
- パルジファル第2幕了んぬ。ようやくドラマチックに少しは盛り上がってきましたかね。主題は非常に単純なことなのに、ワーグナーはなにを長々と…とついつい思ってしまいます。^^; posted at 17:42:10
- クンドリの田崎尚美さんは大熱唱。パルジファルの片寄純也さんも2幕にきてようやく本領発揮というところでしょうか。オケも第1幕の出だしはどうなるかと思いましたが、だんだん熱を帯びてきて、充実しています。 posted at 17:47:08
- ただ芝生をひいただけで、1幕と同じセットというのはいただけません。あと、あのぼんぼりも。 posted at 17:48:38
- パルジファル了んぬ。出演者は熱演だったが、演出はイマイチよくわからなかった。特に最後、なんでパルジファルが、軍服を着て登場するのか?まったく理解できず。舞台装置も、せっかく森の中に広がりある話を狭い屋内の事件にしてしまったような気がする。 posted at 19:34:21
- 帰ってきたら、いつも腹ペコ。^^; posted at 21:06:38
前から思うことなのですが、オペラの場合、歌でストーリーをくだくだしく説明している時、舞台の上にいる出演者は何かしら演技をしていなければならないが、だからといって歌っている人以外が、何か大げさな芝居をすることもできず、つい中途半端なことになってしまう気がしてなりません。
とくに、ワーグナーの楽劇の場合、曲が途切れなく続く分、その間をつなぐような演技が必要で、それがどうしても冗長感を生んでしまうように思いました。今日の飯守さんの指揮は、さらにさらにスローテンポ。うむむ…、という感じでした。
演出と舞台装置についても、ツイッターで呟いたとおり、僕には、その意図や効果のほどがよく分かりませんでした。ラストの演出も、それなりの意図があることは分かりますが、だからといって、映像を舞台に投影して、それをアピールしてしまうと言うのは、オペラの演出としてはやっぱりルール違反じゃないかと思ってしまいました。
出演者のみなさんが熱演していただけに、もっとスタンダードな舞台づくりの方がよかったのでは?と思いました。