以前からノロノロとしか動かないで困っていたVistaノートPCをWindows 8にアップグレードしました。
アップグレードしたのは、2008年8月に買ったLet’s Note CF-R7。CPUはIntel(R) CoreTM 2 Duoプロセッサー U7600(1.20GHz)、メモリは標準1GBを2GBに増設してあります。
はたしてこれでWindows 8がインストールできるのか、できたとしてVistaの時より軽くなるのか心配でしたが、Vistaを起動させるだけで何分もかかるほど遅かったので、ともかくWindows 8へのアップグレードを試してみることにしました(ちょうど Windows 8 Proの割引キャンペーンをやっていたことだし)。
最初、こんな画面が出てきたので、VistaでもWindows 8にWindowsの設定が引き継げるのかと思って、それを選択してインストールを続けましたが、結果は、個人ファイルは引き継がれたもののWindowsの設定は引き継がれず、Vistaにインストールされていたファイルは全部残っていますが、Windows 8からは何一つインストールされていない状態に。
そこから1つ1つ再インストールしてもよいのですが、同じ手間を掛けるならと、Windows 8をクリーンインストールすることにしました。
DVDからブートさせて、あとは指示通りにいくつかクリックするだけで、Windows 8のインストールはサクサクっと完了。こっちがやらないといけないのはプロダクトキーの入力ぐらいでした。^^; ユーザーはローカルアカウントで作成。ただちにクラシック・シェルをインストールし、さらにアンチ・ウイルスソフトをインストールしました。
で、立ち上げてみると、軽い、軽い! 10秒程度でログオン画面が表示され、そこから1分もかからずにデスクトップ画面が表示されます。Vistaのときは、デスクトップが表示されるまで何分もかかっていた上に、表示された後もずーーーーーっとHDDへのアクセスが続いていた(何をやってたんだろう?)のですが、それもありません。実に軽快です。
ま、今のところはメーカー特注の電源管理、システム管理等の余計なアプリを入れてないので、それで軽くなったのかも知れませんが、終了も、Vistaのときは何分もかかっていたのがあっという間に電源が切れるようになりました。
そのあとは、Microsoft Office 2010 をインストールし、Windows Updateをし、メールソフト(Thunder Bird)を入れてアカウントを設定し、WZ Editor 7を入れ、Dropboxを同調させて……、と延々と作業を続けています。いったい何度再起動したことか。いい加減、飽きてきました。^^;
なんにせよ、Vistaマシンのノロノロぶりに耐えられないという方には、Windows 8へのアップグレードはお薦めかもしれません。もちろん、あくまで個人責任で。