「カルミナ・ブラーナ」おもしれーな ^^;

都響第749回定期演奏会

都響第749回定期演奏会

昨夜は、都響定期で、オルフの「カルミナ・ブラーナ」を聴いてきました。出だしは有名な曲ですが、全曲をナマで聴くのは初めて。

  • モーツァルト:交響曲第40番 ト短調 K.550
  • オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

後半「カルミナ・ブラーナ」では、ステージ上にはピアノ2台ものって、さらに大合唱、小合唱、児童合唱、ソリスト3名という大編成。全員で歌う大盛り上がりの讃歌があるかと思えば、しんみり聴かせるソロの曲もあり、さらには子どもたちがはやし立てるような愉快な歌まであって、本当に楽しい作品です。

小泉和裕氏の指揮と都響の熱演はもちろんですが、この日一番すばらしかったのは、やはり合唱のみなさん。栗友会、武蔵野音大室内合唱団はもちろん、東京少年少女合唱隊が思いっきりうまいのには驚いてしまいました。

ソロでは、バリトンの萩原潤さんが滑稽な仕草も含めて大活躍。テノールの経種廉彦さんは難しい裏声を、ソプラノの澤畑恵美さんはコロラトゥーラを見事にこなされていました。

いちおうプログラムには訳詞も載っていたのですが、こういうのって、やっぱり字幕をつけてほしかったですね。歌を聴きながら、その場で意味が分かるともっとおもしろかったのだろうと勝手に想像しています。あるいは、これこそ日本語訳詞で歌ってもいいんじゃないか、と。もちろん、歌える訳詞をつくるのは本当に大変だと思いますが…。

前半、モーツァルトは、12-10-8-6-4の小編成で、さくさくっと約25分の演奏。それでも、かなりたっぷり味わえたと思います。

熱演、お疲れ様でした。演奏終了後、ステージ上では3月で退団される4人のかたに花束贈呈。私も、来月からはサントリーBシリーズから文化会館Aシリーズにお引っ越しです。^^;

【演奏会情報】 東京都交響楽団第749回定期演奏会Bシリーズ
指揮:小泉和裕/ソプラノ:澤畑恵美/テノール:経種廉彦/バリトン:萩原潤/合唱:栗友会合唱団、武蔵野音楽大学室内合唱団/合唱指揮:栗山文昭/児童合唱:東京少年少女合唱隊/合唱指揮:長谷川久恵/コンサートマスター:矢部達哉/会場:サントリーホール/開演:2013年3月29日 午後7時?

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