明るく前向きな「悲愴」?!

サンクトペテルブルク・フィルの音楽監督ユーリ・テミルカーノフによる3週連続読響演奏会。第1週は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(ピアノは河村尚子嬢)とチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」のプログラム。

一番印象に残ったのは、チャイコの「悲愴」。第3楽章でど派手に終わったあと、突然第4章がしんみりと始まり、陰々滅々のうちに終わるという曲で、なかなかこの落差についていけないところがありますが、この日の演奏はなんと明るく前向きな「悲愴」。えっ?! と思うような演奏でしたが、しかし、聴いてみると第3楽章→第4楽章の繋がりもこれなら納得! という仕上がり。お見事でした。

  • さて、本日は読響のコンサート。テミルカーノフ指揮でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とチャイコフスキー「悲愴」。ピアノは河村尚子さん!! yomikyo.or.jp/2012/10/560.php posted at 18:02:36
  • サントリーホールに到着〜!読響名曲シリーズ。今日から3週連続でユーリ・テミルカーノフ!! 今日はテレビカメラが入るそうな。放送日時は未定とのこと。 posted at 18:53:35
  • 読響&テミルカーノフ、前半だん。河村尚子さんのラフマニノフPf協2番。柔らかい優しい演奏。天国的な響きに、こちらも昇天…。あああ、もったいない。^^; posted at 19:59:02
  • 2013年5月10日(金) <大ホール> 読売日本交響楽団第560回名曲シリーズ J.S.バッハ/ペトリ編曲 :羊はやわらかに草を食み(ピアノ・アンコール) エルガー :創作主題による変奏曲『エニグマ』から第9変奏「ニムロッド」 posted at 21:21:36
  • あ、アンコールの紹介を先にツイートとしてしまった… ^^; posted at 21:22:43
  • テミルカーノフ&読響、後半「悲愴」だん。ゆっくりとしたテンポで柔らかく聞かせるのかと思ったら、かなりオケを吠えさせていました。しかし3楽章から4楽章へのつなぎの部分、普段は違和感もあるのですが、今夜はなるほどこの3楽章の後はこの4楽章しかないと納得してしまいました! posted at 21:26:53
  • しかし、あのタイミングで咳をするかなぁ… posted at 21:27:31
  • 百の説法屁一つ的な… posted at 21:27:58
  • @kmtchanN ほんとにそんな感じでしたね。>明日に向き合うような演奏。 posted at 21:41:42
  • テミルカーノフ&読響、後半アンコールのニムロッドは、その百の説法的なあれを取り返すように実に見事な演奏。ホールに最後の響きが消えるところまでお客さんも見事にたえた! この曲は聴くたびに違って聞こえる。今夜は明るいニムロッドだった。 posted at 21:43:18
  • @fukutou 今日のアンコール、バッハ「羊はやわらかに草をはみ」は、大熱演ラフマニノフPf協2番のあと、ホッとするような優しい楽しい演奏でした! posted at 23:32:32
  • @fukutou そういえば、アンコールで椅子に座った河村さんは、弾き始める直前にちょっと間がありました。あれは、何を弾くか、ちょっと迷ったんでしょうかねえ。遠目でよく分からなかったのですが。 posted at 23:48:22

残念だったのは、最後の最後になって、コンコンとずっと咳をし続けるお客さんがいて、せっかくのあの、最後消え入るようなエンディングが台無しになってしまったこと。もちろん、わざとではないでしょうが、本当に残念でした。

アンコールのニムロットは秀逸。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください