今日は、サントリーホールで、東京交響楽団の定期演奏会。指揮は、ユベール・スダーン。
- シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
- ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ノヴァーク校訂1878/80年稿)
ブルックナーは、スダーンが全身を使ってぐいぐいと推進して、若々しい躍動感たっぷりの演奏でした。金管のきらめきっぷりはやっぱり東響!カーテンコールでは、スダーンもホルン・トップを2度も立たせていたほど(ま、小さな瑕疵がなかったわけじゃありませんが)。こういう若々しいブルックナー、僕は大好きです。
前半シベリウスのVn協では、ソロのレイ・チャンがしゃくる、しゃくる! 曲がちゃんとそういうふうにできてるんだから、そんなにしゃくらなくてもというくらいにしゃくってました。それでもスダーンはきっちり合わせてました。アンコールは、パガニーニ:24のカプリスより第21番。
【演奏会情報】 東京交響楽団第615回定期演奏会
指揮:ユベール・スダーン/ヴァイオリン:レイ・チャン/コンサートマスター:グレブ・ニキティン/会場:サントリーホール大ホール/開演:2013年11月4日(月) 午後2時