新宿御苑に行ってきました!

土曜日、新宿御苑に行ってきました。新宿御苑は早咲きの桜から遅咲きの八重桜まで種類がたくさんあって、すでに満開を迎えたものもあり、たくさんのお客さんで賑わっていました。(というか混雑のしすぎ…)

新宿御苑1(2014年3月29日撮影)

1枚目↑ これは、千駄ヶ谷門を入ってすぐの桜園地の様子。右手の白っぽいのがソメイヨシノ(染井吉野)で、左手の緑っぽく見えるのがオオシマザクラ(大島桜)、奥に見えるピンク色のがオオカンザクラ(大寒桜)です。

2枚目↓は下の池のところにあるシダレザクラ。ちょうど満開だったので、みなさん、カメラや携帯で写真を撮っておられて、大混雑しておりました。^^;

新宿御苑2(2014年3月29日撮影)

続きを読む

d.h.は何を言い換えているか?

『資本論』第3部第3篇「利潤率の傾向的低下の法則」の第15章「この法則の内的諸矛盾の展開」の第3節「人口過剰のもとでの資本過剰」で、次のような文章が出てきます。

(1)Sobald also das Kapital gewachsen wäre in einem Verhältnis zur Arbeiterbevölkerung, daß weder die absolute Arbeitszeit, die diese Bevölkerung liefert, ausgedehnt, noch die relative Mehrarbeitszeit erweitert werden könnte …; (2)wo also das gewachsene Kapital nur ebensoviel oder selbst weniger Mehrwertsmasse produziert als vor seinem Wachstum, so fände eine absolute Überproduktion von Kapital statt; (3)d.h., das gewachsene Kapital C + DeltaC produzierte nicht mehr Profit, oder gar weniger Profit, als das Kapital C vor seiner Vermehrung durch DeltaC.(MEW S.261-262)

(1)Sobaldで始まる条件節と、;で区切ってそれを言い換えた(2)woで始まる条件節とがあって、それらを受けて、so fände eine absolute Überproduktion von Kapital statt(「そういう場合には、資本の絶対的な過剰生産が起きているだろう」)と言ったあと、ふたたび;で区切って(3)d.h.でまた言い換えをおこなっているわけですが、問題は、このd.h.以下の部分は、どこの言い換えになるのか?ということです。

邦訳を読むと、たとえば新日本出版社の邦訳は次のようになっています。

続きを読む