切れるのは経糸か綜絖か 投稿日時: 2014-09-20 投稿者: GAKU 返信 『資本論』第3部第6章第3節(新日本出版社上製版223-224ページ、MEW S.140)に、粗悪な綿を固く糊づけした糸を使うために「綜絖のなかの糸が絶えず切れる」という話がでてくる。 この「綜絖のなかの糸」は経糸ではなく、綜絖を構成する糸のことではないかと、以前このブログに書いたことがあるが、あらためてマルクスがもとにした「工場監督官報告書」(1863年10月)を読み返してみると、どうも僕の推測は間違っていたようだ。 工場監督官報告書の43ページには、こう書かれている。 続きを読む →