小林節先生、「政策が違う」論を一刀両断!

日本共産党の提案した「戦争法(安保法制)を廃止する国民連合政府」をめぐって、与党、野党、マスコミを交えて議論かまびすしいが、憲法学者の小林節氏が、「日本海新聞」のコラム「一刀両断」で、「政策が違うのに連合政権は…」という議論に、文字通り一刀両断で答えておられる。

【一刀両断】「国民連合政府」と「政策の違い」:日本海新聞

会員限定の記事だが、日本海新聞は無料会員でも月20本まで読めるので、興味のある方はぜひご一読を。

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日経新聞、不破さんにインタビューす

日本経済新聞2015年10月25日

今日の日経新聞に、こんな記事が載っていました。しかし、残念なことに不破さんへのインタビューはWebのみ。紙面に載せれば、「国民連合政府」に関心のある人や共産党の支持者が新聞を買いに走っただろうに。もったいない! www

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野田秀樹式「フィガロの結婚―庭師は見た!」を見た!

野田秀樹演出「フィガロの結婚?庭師は見た!」プログラム

野田秀樹演出「フィガロの結婚―庭師は見た!」プログラム

木曜日、池袋の東京芸術劇場で、野田秀樹による新演出「フィガロの結婚―庭師は見た!―」を見てきました。

さすが野田秀樹で、もう面白くてたまりませんでした。舞台を明治初期の長崎に移し、アルマヴィーヴァ伯爵はそこにやってきた外国のお殿様、フィガロ以下はそのお屋敷で働く召使という設定。フィガロはフィガ郎(大山大輔さん)、スザンナはスザ女(小林沙羅さん)、マルチェリナはマルチェ里奈(森山京子さん)、バジリオは走り男(牧川修一さん)などと妙な名前をあてられ、日本人同士は日本語で、伯爵や伯爵夫人、お小姓のケルビーノは原語で歌います。アントニオも庭師アントニ男として、これは俳優の広川三憲さんが演じ、日本語で筋書きの解説(レチタティーボ)で、さらにわかりやすく。野田流の超訳字幕もめちゃくちゃ面白かったです。

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ラザレフ、ショスタコーヴィチの9番を振る!

日フィル第674回東京定期演奏会

日フィル第674回東京定期演奏会

金曜日は、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会。首席指揮者のラザレフが、ショスタコーヴィチの交響曲第9番を振りました。

  • ストラヴィンスキー:バレエ音楽《妖精の口づけ》
  • チャイコフスキー:二重唱《ロメオとジュリエット》
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第9番 変ホ長調 op.70

9番といえば、ベートーヴェンの「第九」いらい、マーラーが交響曲第9番を書いたら死ぬという妄想にとらわれたり、ともかく作曲家にとっては意識されるもの。ところが、ショスタコーヴィチの9番はたった25分の短い曲。しかも諧謔的な曲で、初演のときから物議をかもした作品。それをラザレフがどう振るのか、当然期待しますが、他方で、たった25分では後半のメインとしては短すぎるわけで、組み合わせて演奏される曲がどんなものか、それも気になるところでした。

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合唱って素晴らしい!

スウェーデン放送合唱団

スウェーデン放送合唱団

今夜は、先週都響と一緒に公演したスウェーデン放送合唱団の公演をオペラシティで聞いてきました。

  • J.S.バッハ:モテット「主に向かいて新らしき歌をうたえ」 BWV225
  • ペルト:トリオディオン(1998)
  • シェーンベルク:地には平和を op.13
  • ブラームス:祝辞と格言 op.109
  • マルタン:二重合唱のためのミサ曲

指揮はペーター・ダイクストラ

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日本経済新聞の世論調査でも集団的自衛権の行使に「反対」55%

日本経済新聞の世論調査でも、集団的自衛権の行使に「反対」55%という結果が出ている。読売新聞の世論調査でも、安保法制の成立を「評価する」としたのは36%、「評価しない」54%が大きく上回った。

日経新聞の調査では野党は「選挙協力すべき」が38%、読売新聞調査では「選挙協力するほうがよい」41%というのも注目すべき結果!

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安保法制57%が「評価せず」─毎日新聞世論調査

毎日新聞2015年10月9日付

毎日新聞2015年10月9日付

今朝の毎日新聞の世論調査によると、安保法制の制定を「評価する」と回答したのは31%、「評価しない」と回答したのが57%だったそうで、これは安保法制成立直後の調査とほとんど変わりなかった。

さらに、来年夏の参院選で、安保法制の制定を「判断材料にする」と回答したのも57%。しかもこれは安倍政権支持層も含んだ数字で、不支持層だけでは74%にもなる。またさらに、来年夏の参院選に向けた野党の選挙協力についても、共産党を含む野党が「選挙協力をすべきだ」が38%にのぼった。これも自民・公明支持層を含んだ数字で、民主支持層の6割、共産支持層の9割が「協力をすべきだ」と回答。無党派層でも「協力をすべきだ」のほうが「選挙協力をする必要はない」を上回ったそうだ。

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