被災地仙台で早くも「復興コンサート」に取り組んでいる仙台フィルが、被災者に直接音楽を届け、復興に生かすための「音楽の力による復興センター」を立ち上げました。がんばってください、応援します。
「音楽の力による復興センター」事業にご協力を:仙台フィルハーモニー管弦楽団
仙台フィル自身も、21日には東京でコンサートを開くそうです。
仙台フィルが演奏会 18日、金沢で:北國新聞
【東日本大震災】被災地のオーケストラと在京音楽家が21日に支援演奏会:MSN産経ニュース
仙台フィルが演奏会 18日、金沢で
[北國新聞 4月2日03時01分更新]
東日本大震災で被災した宮城県の仙台フィルハーモニー管弦楽団が18日、金沢市の県立音楽堂で開かれる復興支援コンサート(本社特別協力)に出演することが1日までに固まった。県が、能登半島地震の際に全国から寄せられた支援に対する感謝を込めて招く。大震災後初めて、仙台フィルのほぼすべての楽団員がそろう演奏会となる。
仙台フィルは、1973年に設立されたプロのオーケストラ。大震災で公演や練習拠点のホールが使用できなくなったが、3月26日から避難所などを回って被災者を勇気づけるミニ演奏会などの活動を始めている。
県は、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)とも交流がある仙台フィルを通じて、被災地への支援の思いを届けたいと、谷本正憲知事ら9人が発起人となり、コンサートを企画した。
県は「がんばろう東北 つながれ心・つながれ力」をキャッチフレーズに、「被災地の楽団が頑張る姿を全国発信するのろしを金沢から上げてもらいたい」としている。
公演では、OEKの初代首席客演指揮者も務めた同楽団正指揮者の山下一史氏ら団員約60人が演奏を披露し、OEKとも共演する。前ベルリンフィルハーモニー管弦楽団コンサートマスターの安永徹氏が追悼演奏も行う。午後7時開演で入場料は5千円。販売額から公演経費を除いた全額が仙台フィルに預託される。
被災地のオーケストラと在京音楽家が21日に支援演奏会
[MSN産経ニュース 2011.4.1 14:52]
東日本大震災で被害を受けた地域の支援、復興のため、被災地の仙台に本拠を置くプロオーケストラ、仙台フィルハーモニー管弦楽団を東京に招き、在京の演奏家の有志が参加する演奏会が、21日午後6時半から東京・赤坂のサントリーホールで開催される。
「東北応援チャリティ・コンサート―仙台フィルとともに―」と題された演奏会は、元NHK交響楽団ソロコンサートマスターの徳永二男さんらが呼びかけたもので、広上淳一さん、仙台フィル正指揮者の山下一史さんの指揮で、チェロの堤剛さん、仙台市出身でピアニストの小山実稚恵さんら日本を代表する演奏家が全員、無償で出演する。
公演開催に関する経費を差し引いた入場料収入はすべて寄付され、その半分を仙台フィル自らが被災地をめぐって音楽を届ける「復興コンサート」の活動資金に充て、残り半分は日本赤十字社を通じて被災地に寄付される。
全席指定5000円で4月5日午前10時から発売。問い合わせは、実行委員会(電)03-3560-3007、03-3264-0244。
【追記】
東京フィルの荒井英治さん、青木高志さん、須田祥子さん、渡邉辰紀さんによるウェブ上のチャリティコンサートは、その後も2曲目、3曲目が公開されています。
音楽の力 Charity concert on the web|東京フィル公式ブログ「オーケストラをゆく」
小さな幸せ Charity concert on the web|東京フィル公式ブログ「オーケストラをゆく」