傍点はどこへ行った?

Microsoft社のWordには、文字列に傍点を振るという機能があります。普通は、傍点をつけたい文字列を選択して、「フォント」のダイヤグラムを出して、そのなかの「傍点▼」メニューをプルダウンして設定します。

しかし、それでは面倒くさい!!

そこで、僕はこれまで、キーボード[Ctrl+@]にショートカット機能で傍点を振るコマンドを割り当てていました。そうすると、傍点のついていない文字列を選択して[Ctrl+@]とやると傍点が振られ、すでに傍点の振ってある文字列を選択して[Ctrl+@]とやれば傍点が消える――傍点をつける、消すが1つのショートカットキーで操作できて、とても重宝していました。

ところが、Word 2010 で同じ機能をキーボードに割り当てようと、いくらコマンド一覧を探してみても、肝心の「傍点を振る」というコマンドが見つかりません。(/_;) トホホ

実は、Word 2003 では、傍点を振るコマンドというのは、CommaAccent という名前でした。

Word 2010では、「Wordのオプション」のなかの「リボンのユーザー設定」というところで、ショートカットの設定もできます。で、ショートカットに割り当てるコマンドを選択するわけですが、「すべてのコマンド」を表示させるとおよそ1600ものコマンドが並んでいます。これらについて、コマンドの名前で検索することもできず、機能から検索することもできず、もしかすると「傍点」ではなく、他の名前でリストに載っているかもしれないので、ともかくひたすら探すしかありません。

しかし、何度探しても、傍点を振るコマンドと思われるものが見当たりません。

もしかして、傍点を振るコマンド(Word 2003 の CommaAccent)は削除されてしまった……? まあ、欧米語圏では、傍点を振るなどという作業はまずやらないでしょうが、日本語ワープロとしては不可欠の機能だと思うのですがねぇ〜。

仕方なく、「マクロの記録」で、「選択文字列に傍点を振る」マクロと、「振ってある傍点を取り消す」マクロを作成して、それぞれ[Ctrl+@]と[Ctrl+Shift+@]に割り当てましたが、トグルができないので不便でなりません。

If分岐をつかってマクロを書けば、1つのマクロで「傍点がついていなければ、傍点を振る。傍点がすでについていれば、傍点を取る」というマクロが書けるのでしょうが、オイラには、そんな難しいプログラムはわかりまへん…。

どなたか、お助けを。m(_’_)m

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