仕送り減で、民間企業による学生寮が増加

ありゃ、投稿するのを忘れてた。(^_^;)

と言うわけで、一昨日のニュースです。「日本経済新聞」によると、民間企業による学生寮が増加しているもよう。しかし、食事付きで月8〜9万円というのは、安いんでしょうかねぇ…。

学生寮、割安前面に拡大 仕送り減で需要増:日本経済新聞

学生寮、割安前面に拡大 仕送り減で需要増

2012/1/20 14:00

 不動産管理各社が学生寮の運営・管理を拡大する。寮管理で国内最大手の共立メンテナンスは今後4年で全国に約40棟を新設。伊藤忠商事子会社は3年後に棟数を倍増する。景気低迷で学生への仕送り金額が減っている。食事や生活設備などが付き、ワンルームマンションに比べ生活費を抑えられる学生寮が人気を集めていることに対応する。
 共立メンテが手掛ける寮は朝夕食・家具付きで家賃は都内で月額8、9万円程度。ワンルームマンションに比べ約2割生活費を抑えられるという。2015年度までに学生寮の部屋数を1800室増やし、2万500室にする。寮の数は450棟体制とする。
 住み込みの寮スタッフを毎年60〜80人採用し、「安全面も学生の両親にアピールする」(同社)狙いだ。学生寮と社員寮を合わせた事業売上高を16年3月期に11年3月期比23%増の475億円に引き上げ、国内シェア5割を目指す。
 伊藤忠子会社の伊藤忠アーバンコミュニティ(東京・中央)は14年度までに運営寮を11年度比で倍増、25棟にする。慶応大学など関東の60校と提携して学生を確保する。留学生向けの寮も今秋都内に3棟オープンして大学の国際化に対応する。
 都内を中心に展開する毎日コムネットはタクシー会社の駐車場跡への新設や社員寮の改修で、学生向けの寮やマンションを増やす。企業の余剰不動産を活用。居住者限定の就活セミナーなどのサービスも充実させる。
 大学側も学生獲得のために、学生寮の充実を急いでいる。学生課などが不動産管理会社にキャンパス近くに寮の開業を求める動きがあるという。
 直営寮を拡充する大学もある。日本大学は14年度をメドに千葉県松戸市など首都圏4カ所に合計約260戸分の寮を建設する。早稲田大学は日本人学生と留学生が共同生活する定員900人規模の学生寮を14年春に新設する。
 全国大学生活協同組合連合会の調べによると、親元から離れて生活する大学生の平均生活費は10年に月12万1490円で01年に比べ11%減った。特に仕送りは01年比28%減の6万9590円。学生寮は生活費を抑えられる上に、「共同生活で得られた協調性が就職活動に有利」(毎日コムネット)と考え入居する学生もいるという。

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