米ニューヨークタイムズ紙が、4/23付で社説「日本の不必要な国粋主義」を掲載しています。
Japan’s Unnecessary Nationalism – NYTimes.com
つらつら読んでみると、批判は、安倍首相らが、中国や韓国が反発することが分かっていながら、靖国神社への参拝や供物の献納をおこなったことに向けられているようだ。いってみれば「確信犯」的な行いにたいして、日本は何が重要かまったくわかってない!ということなのだろう。
ということで、へっぽこ訳です。細かいミスは見逃してください。大きな勘違いをしていたら、ぜひご教授ください。よろしくお願いします。^^;
日本の不必要な国粋主義
[ニューヨークタイムズ 2013年4月23日 社説]
日本の首相に12月に返り咲いて以来、安倍とその保守的な自由民主党は、国内経済の復活、2011年の地震と津波の被害の復旧、北朝鮮のような近隣諸国との厄介な関係の維持などを含む、複雑な諸問題の一連の対応を手早く行ってきた。無関係な論争を巻き起こしたことは逆効果だったが、それこそがまさに彼と国会内の国粋主義的な彼の仲間のやってきたことだ。
火曜日、168人の大部分は保守派の議員が、第二次大戦後に処刑された何人かの戦犯を含む日本の戦死者をまつった靖国神社を訪れた。それは近年で最多の国会議員による参拝だった。日本のニュース・メディアは「安倍首相は、代わりに儀式の供物〔真榊〕を贈ったが、神社を訪れていない」と言っている。しかし副総理と2人の閣僚は先週末、同神社で参拝をおこなった。彼は、第二次大戦中の日本の行動を擁護した記録を持っている。
安倍首相と彼の仲間たちは、これが、20世紀の日本の帝国建設と軍国主義の被害をこうむった中国と韓国にとって非常に敏感な問題であることをよく分かっている。そして反応は予測可能なものだった。月曜日、韓国は外相の訪日を取り消した。中国は公式に日本を非難した。火曜日には、中国と日本の船舶が東シナ海の紛争の島に集まって、緊張がいっそう高まった。
日本と中国は、地域の課題を平和的に解決するためにともに働かなければならない。しかし、日本と中国、韓国が北朝鮮にかんする諸問題とその核計画を解決するために協力して働きかける必要があるときに、日本が中国や韓国との敵愾心を掻き立てることは、とりわけ無鉄砲のように見える。
歴史の傷を悪化させる代わりに、安倍首相は、日本の長期不況を改善し、アジアその他における民主主義を先導する役割を高めることを中心にして、日本の未来を示すことに集中すべきだ。