土曜日、日フィルの定期演奏会を聞いてきました。小林研一郎・桂冠名誉指揮者の指揮で、
- シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
- ブルックナー:交響曲第7番
という濃厚なプログラム。ヴァイオリンは、フランス出身の若手ヴァイオリニスト・アレクサンドラ・スム。身体にフィットした真っ赤なドレスが素敵でした。
で、1曲目、シベコンは予想に反してテンポ抑えめ。スムのヴァイオリンもせかせかしたところがなく、ゆったりたっぷり聴かせていただきました。
2曲目、コバケン&日フィルのブル7は、随分と前に聴いたことがありますが、その当時に比べてオケはずっと上手くなっていて、コバケンが煽ってもそれで爆裂させたりしなくなっていました。ただ、縦のラインが揃っていない(コバケン自身がそんなこと全然気にしていない)ので、印象としてはイマイチ。最終楽章も最後ぐしゃぐしゃになっていました。
あと、ワーグナーチューバの音がちょっと違うんじゃないかな、という感じ。それでも、もう爆発して収拾がつかなくなるんじゃないかという事前の心配は杞憂に終わりましたww
アレクサンドラ・スムは5月に都響定期に登場予定。
今年4回目