ニシキヘビが使われていたのか

中国の楽器「二胡」が税関で差し止められることが増えているそうです。その理由は、ニシキヘビの皮が使われていて、ワシントン条約で国外持ち出しに許可証が必要なため。それを知らずに中国で購入して、そのまま日本に持ち込もうとするケースが増えているそうです。

「二胡」持ち込みにご注意 輸入許可証なく押収急増(共同通信)

「二胡」持ち込みにご注意 輸入許可証なく押収急増

 中国の伝統的弦楽器「二胡(にこ)」を旅行者が日本に持ち帰ろうとして、税関に止められるケースが名古屋をはじめ各地の空港で頻発している。
 中国の音楽グループ「女子十二楽坊」の影響もあり人気が出た二胡だが、ワシントン条約で商取引が制限されているニシキヘビの皮が使われており、日本に持ち込むには購入国の政府が発行する輸入許可証が必要。これがないまま持ち込もうとして、空港で指摘される人が多いためだ。
税関に止められると購入国に戻り許可証を発行してもらうか、所有権を放棄するしかなく、大半の人がせっかく買った二胡を空港に置いていく。ニシキヘビの皮だけ税関に渡し、残りの部分を持ち帰る人もいるという。
 名古屋空港税関支署の押収量は5年前は年に数点程度だったが、昨年は75点と急増。関西空港でも今年1?6月に約30点が押収された。(共同通信)[8月1日17時53分更新]

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