中学生の意識調査

こっちは赤い百日紅

「朝日」8/1付に、大手進学塾「市進学院」(本部・東京)による中学生2万人(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、山梨)の意識調査の結果が報道されています。記事の中から、面白そうなデータを紹介すると

●今の日本はよい社会だ

そうは思わない 59.7%
そう思う 8.7%
どちらとも言えない 31.6%

●自衛隊のイラク派遣について

派遣するべきではない 36.1%
やむをえない 30.1%
派遣するべきだ 14.1%
まったく関心がない 10.6%
派遣自体知らない 1.1%

記事では、自衛隊派遣は「やむを得ない」の割合は「成績、学年が上がるほど高くなった」とあります。「世の中複雑だな〜」ということがだんだん分ってくるからということなのでしょうか? しかし、その結果として「やむを得ない」という意見(消極的現状肯定?)が増えるというのは、なんだかとても寂しい気がします。

また、父親や母親の仕事について、「私から見て生きがいのあるものだ」と答えた割合は、

○父親の場合

中学1年 39.8%
中学3年 35.1%

○母親の場合

中学1年 36.8%
中学3年 29.4%

3割の子どもしか、父親や母親の仕事に意義を感じていない、しかも年齢が上がるほどに、身近にいる大人である両親の仕事に“絶望”していく子どもたち……。これも、なかなか深刻です。

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