沖縄の普天間基地の米軍ヘリが基地に隣接する沖縄国際大学の構内に墜落。ヘリのローターは数十メートル離れた住宅地の中に落ちていたそうです。
米軍ヘリ、大学構内に墜落=普天間飛行場近く?乗員3人重軽傷・沖縄県宜野湾市(時事通信)
大学への米軍機墜落といえば、板付基地の米軍機が九州大学の校舎に墜落した事件以来のことです。今回は、米軍兵が怪我をしただけで、大学関係者や周辺住民に被害がなかったとはいえ、「ヘリがこちらに向かって落ちてくるので、死ぬと思って子どもを抱いて逃げた」という住民の気持ちは切実です。
米軍ヘリ、大学構内に墜落=普天間飛行場近く?乗員3人重軽傷・沖縄県宜野湾市
13日午後2時15分ごろ、沖縄県宜野湾市宜野湾の沖縄国際大学構内に、在日米軍のCH53D大型輸送ヘリコプターが墜落した。ヘリは大学本館の建物に接触後、職員駐車場との間の中庭に落ち炎上した。学生や教職員、付近住民にけが人は確認されていない。ヘリの乗員3人のうち1人が重傷、2人が軽傷を負い、米海軍病院に運ばれた。
ヘリは米軍普天間飛行場所属で、現場は同飛行場のすぐ南側。飛行場の早期返還を求める声が沖縄で一層強まりそうだ。
県警の調べなどによると、ヘリは訓練中だったとみられ、墜落後に全焼した。付近には残骸(ざんがい)が散乱。ヘリの部品やコンクリートの破片などが近所に落下した。(時事通信)[8月13日22時1分更新]