ユニバーサル・ピクチャーズ(※)が、ハリソン・フォード主演で、イラク・ファルージャ攻撃をテーマにした映画をつくると発表。※「東京新聞」の時事電だと、パラマウント・ピクチャーズになってるんですが…。
原作はファルージャ作戦を取材した記者ビング・ウェストの『ノー・トゥルー・グローリー』(来年5月発売予定)。記者といっても、この人物は米海兵隊出身の元国防総省高官で、ユーゴスラビア攻撃を題材にした軍事小説『猟犬たちの山脈』という著書もある人物。彼と現在も海兵隊に所属している息子のオーウェンが共同して脚本化にあたるということで、「国威発揚」映画となることは間違いありません。
なお、映画のテーマとなるファルージャ作戦というのは、今年3月のファルージャ攻撃のことのようです。
初のイラク戦争映画、ハリソン・フォード主演で計画 (CNN)
初のイラク戦争映画、ハリソン・フォード主演で計画
ロサンゼルス(ロイター) 米映画製作会社ユニバーサル・ピクチャーズは17日、ハリウッドで初めてとなるイラク戦争を題材にした映画を、「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」のシリーズなどで知られるハリソン・フォードさん(62)主演で計画していることを明らかにした。
ただ、脚本にゴーサインを出しただけで、フォードさんとの出演契約は正式に結ばれておらず、製作費についても決まっていないとしている。
来年5月に発売の小説「No True Glory」の映画化で、ユニバーサル・ピクチャーズ関連の製作会社がこのほど、小説の映画化権を獲得した。
小説は元米海兵隊員で、現在は海外通信員として戦争を報道しているビング・ウェスト氏が作者。イラク中部のファルージャで今年3月、米国人4人が殺害され、ファルージャ攻撃を命じた米海兵隊のジェームズ・マティス司令官を描いている。 [CNN 2004.12.18Web posted at: 16:33 JST ]
まだ終わってもない現在進行中の『侵略戦争』を英映画化して美化するとは、いったい何を考えてるんでしょうか、こいつらは!
ある意味で、それだけ立場が苦しく、泥沼化してるってことの現れというかアガキでしょうね。
ブッシュやら金正日やらは、とても漫画チックな連中ですが、その漫画の敵役として、つき合わされてるのは生身の人間です。
真っ赤な血を流している訳だから、やっぱり他人事じゃないなぁ。