米、大型ミサイルの開発決定、日本政府と協議

米国防総省が海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の開発を決定。日本と共同開発の協議へ。日本政府が、昨年、「武器輸出3原則」からミサイル防衛関連の対米輸出を除外したため、何年か後には日本が開発に協力したミサイルが実戦配備されることになります…。

米、大型SM3の開発決定 ミサイル防衛、新段階へ(共同通信)

米、大型SM3の開発決定 ミサイル防衛、新段階へ

 【ワシントン10日共同】米国防総省は日米が共同技術研究を進めている直径約53センチの海上配備型迎撃ミサイル(SM3)の開発に乗り出すことを決め、年内にも日本政府と協議を開始する方針を固めた。同省当局者が10日までに明らかにした。
 日本が昨年末、ミサイル防衛関連部品の対米輸出を武器輸出3原則の例外としたことに伴う措置。生産・実戦配備に移行するには「少なくとも3?5年かかる」(同省当局者)とみられるが、今後の日米安保体制で基軸となるミサイル防衛が新たな段階へ進む。ブッシュ米政権の国防政策の基軸となるミサイル防衛で日本の関与が一層深まることになりそうだ。
 同当局者は共同技術研究の結果を踏まえたうえで、年内にも共同開発への移行で正式合意したい意向を示唆した。オベリング・ミサイル防衛局長の早期訪日も検討されているという。[共同通信 1月10日20時27分更新]

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