北海道のオホーツク海沿岸の枝幸(えさし)町で、19日、沖合に流氷が現われました。
これまで、枝幸測候所や雄武測候所が「流氷初日」(流氷が海岸から初めて見えた日)などを観測して発表していましたが、両測候所とも昨年10月に廃止され、今年からは「流氷初日」の発表は行われなくなりました。
流氷群出現:白い帯が海の青さに映え 北海道枝幸町(毎日新聞)
流氷群出現:白い帯が海の青さに映え 北海道枝幸町
オホーツク海沿岸の北海道枝幸(えさし)町で19日、水平線上に白い流氷群が現れた。同町では今年から測候所が目視観測しなくなり、岸から流氷が見える「流氷初日」の公式発表はないが、ほぼ平年並み。
同町の平年の流氷初日は23日。枝幸漁協によると、18日までは見えなかった流氷が19日朝になり肉眼で確認された。氷の塊が集まった白い帯が海の青さに映える。ユーラシア大陸からの氷の使者は間もなくオホーツク海沿岸にたどり着き、流氷シーズンは本番を迎える。【仲田力行】[毎日新聞 2005年1月19日 11時25分]