昨日未明、六本木３丁目の路上で、女性に抱きつき、服の中に手を入れ胸をつかんだとして現行犯逮捕された自民党・東京4区選出の中西一善・衆議院議員が、辞職願いを提出。

本人は酔っぱらっていたとのことですが、「客引きの女だと思ってやった」というのは、常日頃から、「客引きの女」に抱きつくようなことをやっていたか、「客引きの女」なら胸を揉んでもいいと思っていた、ということです。酔っぱらって、抑制がなくなったので、そんなふうに普段思っていることが表に出たってことですよ。情けな〜〜い。

強制わいせつで中西一善議員逮捕（TBS）

強制わいせつで中西一善議員逮捕

　自民党の中西一善衆議院議員（40）が、東京・六本木の路上で、22歳の女性に抱きつき、現行犯逮捕されました。中西議員は10日の夜、議員辞職願いを提出しました。
　強制わいせつの現行犯で逮捕された自民党・衆議院議員の中西一善衆議院議員。その名前にちなんだ、彼のモットーは「一日一善」。一日に一つは良いことをする。地元や街頭での演説だけでなく、個人事務所の窓やポスター、そして名刺に至るまで「一日一善」の文字。関係者によると、日ごろ名刺交換する際には相手に対して「一日一善」と囁きながら名刺を渡していたといいます。
　中西容疑者はビルの壁に女性を押し付けてわいせつ行為をした後、およそ30メートル離れたスナックで身柄を確保されました。
　事件は、10日午前2時過ぎ、東京の繁華街、六本木で起きました。中西議員は、路上にいた江戸川区に住む22歳の女性にいきなり抱きついたのです。女性を壁に押し付けた中西容疑者は、さらに女性の服の中に手を入れて左胸をわしづかみにするなどしたということです。
　犯行後、中西容疑者は現場を立ち去りましたが、被害者の女性が近くにいた警察官に被害を訴えたため事件が発覚。現場からおよそ30メートル離れたスナックで、中西議員は強制わいせつの現行犯で逮捕されました。
　現職の国会議員がわいせつ事件で現行犯逮捕されるという前代未聞の不祥事。中西議員は10日夜、衆議院議長に議員辞職願いを提出した。
　「政治家というものに対して、資質が国民の皆さんに問われているときでもありますので、ちょっと苦しいかなと」（自民党・橋本聖子参議院議員）
　「国会議員が女性への人権侵害という強制わいせつ罪で逮捕されたということに本当にショックを受けています」（社民党・福島瑞穂 党首）
　中西容疑者は東京都生まれの40歳。大田区にある町工場の三男として生まれ、地元選出の都議会議員として活動後、おととしの総選挙に自民党から出馬し初当選しました。
　衆議院事務局によると、強制わいせつで国会議員が現行犯逮捕されるケースはこれが初めてだということです。
　「（弁護士から）本人が誠に申し訳ないという思いから、『離党』と『議員辞職』もすると」（自民党 武部 勤 幹事長）
　「極めて遺憾な事件でありまして、あってはならない許されざることと思っております」（小泉首相）
　中西議員は警視庁の調べに対し相手は『客引き』の女だと思ってやったと容疑を大筋で認めており、10日の夜に釈放されました。 事件当時は、かなり酒に酔っていたという中西議員。辞職は来週15日の本会議で認められる見通しですが、「被害者の方にはもちろんのこと、国民の皆さまに深くお詫び申し上げます」とのコメントを出しています。[TBSニュース 10日 22:40]