警官としてあるまじきこと、とか、ついに警官までが…などと言ってみても、問題は少しも明らかにならない。これだけ、誰も彼もが子どもを性的嗜好の餌食としているご時世に、警官や学校の先生だからといって、その影響から免れているなどということはありないのだから。
むしろ問題は、なぜ、こう誰も彼もが無力な小学生を狙うのか? その心理的・精神的な“歪み”にメスを入れることを考えないと。
その点で、精神科医の斎藤学氏が、覗きをする男性の心理として、無力感、絶望感を取り上げているのが参考になるかも。自分が圧倒的な他者に虐げられ、無力感に押しつぶされているようなとき、人は、自分より無力な人間に攻撃をむけるという指摘は、いまどきの社会のイライラ感、もやもや感をうまく言い当てているように思う。→MSN-Mainichi INTERACTIVE こころの世紀
小学生をホテルで暴行、29歳の兵庫県警巡査長を逮捕(読売新聞)
小学生をホテルで暴行、29歳の兵庫県警巡査長を逮捕
小学校高学年の女児に暴行したとして、兵庫県警少年課は13日、甲子園署地域課巡査長、中村和洋容疑者(29)(神戸市北区)を婦女暴行容疑で逮捕した。県警は中村容疑者を懲戒免職にする方針。
調べでは、中村容疑者は昨年7月中旬、大阪市内に遊びに来ていた女児をホテルに連れ込み、乱暴した疑い。中村容疑者は女児と面識があったという。今年5月、女児から相談を受けた母親らが県警に告訴していた。
稲吉純一・県警監察官室長は「言語道断の行為で誠に遺憾。厳正に対処したい」とし、岸本康治甲子園署長は「署員がこのような事案を起こし、誠に申し訳なく、残念」としている。(2005年7月13日21時4分 読売新聞)
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