あっちこっち

今日は、印刷工場で最後の作業。午後、ものすごい勢いで雨が降ったけれど、そのあとは蒸すばかり…。
夕方からは、週末の講義準備のため、職場に戻ってちょこっと作業。今回は、いままでの項目だけのレジュメをやめて、講義要綱をプリントして、それを読み上げながら講義をすすめていくことにしてみました。昔のように、古典の引用を並べて順次説明していく、というだけでは収まらなくなりつつあるので。また、なかなか講義を聴きながらノートがとれないという若い世代向けにサービス。で、準備してみると、A4で28ページになってしまった。はたして5時間で終わるだろうか…。

日曜日に買った杉本栄一『近代経済学史』(岩波書店)は、最後の章「マルクス理論の展開」(第4章)に突入。一般均衡理論とケンブリッジ学派との違いが何となくわかってきた。近経、マル経と截然と二分してしまうのでなく、アダム・スミス、リカードウの労働価値説から出発した「近代経済学」として、マルクス経済学まで包括して展開していく著者の視野の広さと理論的な鋭さに驚かされる。改めて近代経済学の勉強の必要性を痛感。

さらに、韓国の池明観氏の自伝『境界線を超える旅』(岩波書店、最新刊)を買う。『世界』に連載されていたものだけれど、あらためて熟読してみたい。

コンピュータは、137G以上のハードディスク領域を確保。ようやく馴染みのメールソフトやエディター、IMEのインストールを完了したところ。まだOfficeソフトなどのインストールはそのまま。完全復旧はいつになるのだろう…。

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