とくれば、やっぱり映画「遊星からの物体X」(ジョン・カーペンター監督、1982年、米)。
調査のためとか言って、うっかり掘り返して、へんな宇宙生物とか出てきたらやだなぁ… (^_^;)
南極に巨大クレーター、海洋生物9割絶滅の隕石跡?(読売新聞)
南極に巨大クレーター、海洋生物9割絶滅の隕石跡?
[2006年6月3日14時35分 読売新聞]【ワシントン=増満浩志】南極の氷床下に直径約500キロに及ぶ巨大クレーターが横たわっていることを、米国とロシア、韓国の共同研究グループが突き止めたと発表した。
古生代と中生代の境目にあたる2億5000万年前に、海洋生物の90%以上が絶滅したとされているが、研究グループは「ここに落ちた隕石(いんせき)が原因ではないか」と推測している。
巨大クレーターを発見したのは、米オハイオ州立大のR・フォンフリーズ教授を中心とするグループ。上空からレーダーで測定した地形と、衛星による重力データを重ね合わせた結果、重力が周囲より強い区域が直径約300キロにわたって広がり、それを同約500キロの円形の尾根が囲んでいることが分かったという。
グループは「直径約50キロの隕石が落下し、衝撃で深部のマントル物質が上昇してきた跡」と判断している。
このクレーターは、メキシコのユカタン半島にあるクレーター(直径約300キロ)より大きく、隕石も、同半島に6500万年前に落ちて恐竜を絶滅させた隕石(直径約10キロ)より巨大で、研究グループは「ゴンドワナ大陸(太古の超大陸の一つ)の分裂にもつながった可能性がある」と指摘している。
2億5000万年前の生物絶滅を巡っては、その原因につながるとされる隕石落下の跡がオーストラリア北西沖でも一昨年に報告されているが、定説にはなっていない。