ということで、最近買った本をリストアップしておきます。
- 安載成(アン・ジェソン)『京城トロイカ』(同時代社、8月刊)
- バーバラ・エーレンライク『ニッケル・アンド・ダイムド アメリカ下流社会の現実』(東洋経済新報社、8月刊)
- デイヴィッド・R・ローディガー『アメリカにおける白人意識の構築 労働者階級の形成と人種』(明石書店、8月刊)
- 岩井克人『資本主義から市民主義へ』(新書館、8月刊)
- 岳南『孫子兵法発掘物語』(岩波書店、8月号)
- 猿谷要『アメリカよ、美しく年をとれ』(岩波新書、8月刊)
- 川崎二三彦『児童虐待 現場からの提言』(岩波新書、8月刊)
- 粟屋憲太郎『東京裁判への道』上下(講談社選書メチエ、上=7月刊、下=8月刊)
- 下斗米伸夫『モスクワと金日成 冷戦の中の北朝鮮1945-61年』(岩波書店、7月刊)
- 岩井克人『二十一世紀の資本主義論』(ちくま学芸文庫、7月刊)
- クリストフ・コッホ『意識の探求 神経科学からのアプローチ』上(岩波書店、6月刊)
- スチュアート・タノック『使い捨てられる若者たち アメリカのフリーターと学生アルバイト』(岩波書店、3月刊)
- 国立科学博物館編『日本列島の自然史』(東海大学出版会、3月刊)
- 福田誠治『競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功』(朝日選書、朝日新聞社、5月刊)
- 鬼頭宏『人口から読む日本の歴史』(講談社学術文庫、2000年)
- 井上清『日本帝国主義の形成』(岩波書店、1968年刊)←古本
- 杉原四郎『マルクス・エンゲルス文献抄』(未来社、1972年刊)←古本
安載成『京城トロイカ』は、日本植民地下だった1930年代の朝鮮・京城で朝鮮共産党再建をめざして活動した李載裕(イ・ジェユ)を主人公とした小説。李載裕については、金炅一(キム・ギョンイル)『李載裕とその時代――一九三〇年代ソウルの革命的労働運動』(同時代社)が出ているらしいので、そっちも手に入れよう。
岩井克人『資本主義から市民主義へ』は、ぱらぱらと読み始めたけれど、三浦雅士氏が話を経済学とは無関係な方向にもっていってしまうので、全然面白くない。
『アメリカよ、美しく年をとれ』は、長年アメリカ史を研究してきた猿谷氏ならではのブッシュ政権批判。
国立科学博物館編『日本列島の自然史』は、大判ハードカバー300ページ以上という分厚い本。プレートテクトニクスによる日本列島の形成過程の紹介から、日本列島の植生、動物の分布まで幅広く取り扱っている。図版や写真も多くて、見ていて飽きません。(^_^;)