イラク開戦4周年を前に、アメリカ各地で反戦デモがくりひろげられました。
写真は、ワシントンD.C.のメモリアルブリッジを渡るデモ行進(Los Angels Times紙から)
米国:国防総省前で大規模反戦集会 イラク開戦4年で(毎日新聞)
こっちは、ハリウッドで、星条旗をかけた棺をかついでデモ行進する俳優のマーティン・シーン。
米国:国防総省前で大規模反戦集会 イラク開戦4年で
[毎日新聞 2007年3月18日 11時07分 (最終更新時間 3月18日 11時19分)]2003年3月のイラク戦争開始から丸4年となるのを前に、米軍の撤退などを求める大規模な反戦集会が17日、首都ワシントン周辺で行われ、数千人がベトナム戦争の戦没者記念碑付近から国防総省までデモ行進した。
米メディアによると、イラク時間で20日の開戦4年を控え、ロサンゼルスやシカゴなど全米各地のほか、トルコやギリシャでも反戦集会などが予定されている。
「戦争をやめろ」と書かれたプラカードを持ち、祖母とともに参加した女子高校生ジョリー・デービスさん(17)は「兵士をすぐ米国に帰すべきだ。ブッシュ大統領はこの戦争を始めるべきではなかったと思う」。
また、バージニア州の自治体職員の男性(56)は「若者を犠牲にし、米国の資源を浪費しているばかげた戦争に反対だ」と参加の理由を語り、「(大統領に)弾劾を」と書いたプラカードを示した。
ロイター通信によると、デモにはイラクで戦死した米兵の母親、シンディ・シーハンさんらも参加。曇り空で冷え込む中、ポトマック川を渡り、郊外の国防総省に向かった。
一方、16日夜から17日にかけてホワイトハウス周辺では、反戦を訴えたキリスト教系団体の関係者ら約200人が拘束された。(共同)
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