厚生労働相の調査で、全国の事業所の6.4%で最低賃金法違反があることが明らかになりました。
事業所の6.4%で最低賃金に違反…厚労省が一斉調査(FujiSankei Business i.)
↓こっちが厚生労働省の発表資料。
厚生労働省:平成19年度最低賃金の履行確保に係る一斉監督結果について
事業所の6.4%で最低賃金に違反…厚労省が一斉調査
[FujiSankei Business i. 2007/8/23]厚生労働省は22日、今年6月実施の最低賃金の全国一斉監督で、対象となった事業所1万1120カ所の6.4%、707カ所で最低賃金を払わない違反があったと発表した。
業種別では衣服などの繊維製品製造業やクリーニング業で違反件数が多かった。違反率ではハイヤー・タクシー業(16.8%)や道路貨物運送業(20.0%)が目立った。
各都道府県ごとに定める地域別最低賃金の違反率は6.2%、一部産業で特別に定める産業別最低賃金の違反率は10.4%だった。
監督対象事業所の労働者のうち、最低賃金未満の賃金だったのは1.2%で、このうち67.5%は女性。パートタイムや障害者、外国人など立場の弱い労働者に対する違反が多い。