ベルヴィル・ランデブーを見てきました。フランスのアニメーション映画です。公開初日に見に行くのは、「エイリアン2」以来です。(^^;)
自転車が大好きで、ツール・ド・フランスの選手になった孫のシャンピオンが、レースの最中に誘拐された…。ということで、お婆ちゃんと愛犬ブルーノが、孫を助けるために、巨大都市ベルヴィルまで追いかけていくというお話(実際にはベルヴィルというのはパリの北東にある庶民的な街区だそうです)。はたしてシャンピオンは無事なのか…? といっても、別にそんなドキドキハラハラするような映画ではありません。
それにしても、このお婆ちゃんがすごいんです。
見よ、急な坂を三輪自転車をこぎ登る、このおばあちゃんパワー!
分厚いメガネをかけてどたどた歩き回っていますが、孫の練習につきあって、ロードレース選手の孫が必死になってのぼっていくような急な坂道を、傘を差して三輪自転車でちゃんとついて走っていったり、孫が乗せられたでかい船を足漕ぎボートで追っかけて嵐の海を渡っていったり、孫を救い出したあと拳銃をぶっ放しながら追っかけてくるマフィアとカーチェイス(?)を始めたりと、はちゃめちゃです。
お婆ちゃんがたどり着いたベルヴィルの街では、不思議な三つ子のお婆ちゃんトリオに出会うんですが、このお婆ちゃんトリオが、昔、一世を風靡した「ベルヴィル・トリプレット(三つ子)」という歌手グループで、彼女らが唄うのが「ベルヴィル・ランデブー」という歌。ホントにスウィングしちゃうご機嫌な曲です。
一見古そうに見えて、しっかりCGによるシーンも登場する
笑っちゃうのは、このベルヴィルという街。どこにも国名は出てきませんが、太った自由の女神があるし、超高層ビルが立ち並んでいるし、英語の看板は出てくるし、ハンバーガー屋もでてくるし。ということで、どこの街かは明らか。やっぱりフランス人って、アメリカが嫌いなんだなあ〜などと思いながら見てました。(^^;)
塗り壁のようなデフォルメされたギャングたちも笑えるキャラです
登場するキャラクターは、思いっきりデフォルメされていて、これこそ漫画、これこそアニメ!というご機嫌のキャラです。愛犬ブルーノもいい味出してます。音楽も、ベルヴィル・ランデブーだけじゃなく、エンディングに登場するパ・パ・パ・パラヴァスなんて、出来損ないのプレスリーみたいな曲で、ホントに笑っちゃいます。
【映画情報】監督・脚本・絵コンテ・グラフィックデザイン:シルヴァン・ショメ/3Dアニメーション監督・特殊効果・コンポジットデザイン:ピーター・ファン・ハウテ/アニメーションスーパーバイザー:ジャン=クリストフ・リー/音楽:ブノワ・シャレスト/美術:エフゲニ・トモフ/制作:ディディエ・ブリュネール/2002年 フランス=カナダ=ベルギー
いやぁー、おもしろそうですねぇ。
サウンドトラック買っちゃおうかなぁー。
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TBありがとうございます。
もう一度見てもいいかなって思いました。
サントラも( ゚Д゚)ホスィ・・・
もう一度観に行ったときに買っちゃおうかな。
TBありがとうございます。こんな素敵なサイトがあると知りませんでした。
資本論ノートとか興味深いです。またゆっくり読ませていただきます。
映画、面白そうですね。また見に行きたいです。
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初めまして、TB失礼いたします。
フランスアニメの勢いは凄いですよね!
今後もウォッチして行かなくてはです。
いずれジャパニメーションとの合作みたいなこともあるやもですし。
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