新聞社系ニュースサイト 再編の動き

朝日新聞、読売新聞、日経新聞の3社が、共同のニュースサイトを立ち上げるそうな。

他方で、MicrosoftのポータルサイトMSNは、10月1日から、ニュース配信元を毎日新聞から産経新聞に変更。毎日新聞は、新しく、「毎日jp」という新しいニュースサイトを立ち上げる。

新聞3社共同でネット発信へ(NHKニュース)
産経Webは「MSN産経ニュース」に変わります(Sankei WEB)
毎日jp:10月1日午前0時オープン(毎日新聞)

↓こちらが、新しく立ち上げられたMSN産経ニュースと毎日jp
MSN産経ニュース
毎日jp – 毎日新聞のニュース・情報サイト

毎日jpになって何が変わったかというと、とりあえずニュースの検索がやりやすくなりました。MSNニュースのときは、検索しても、検索結果がニュース掲載日時順に配列されないなど、とても不便で、閉口してたんです。(^_^;)

新聞3社共同でネット発信へ
[NHKニュース 9月30日 18時32分]

 人口の減少や活字離れを背景に新聞の発行部数が伸び悩む中、「読売新聞社」、「朝日新聞社」、「日本経済新聞社」の3社が、共同で記事を掲載する新たなニュースサイトを設立し、インターネットを通じた情報発信機能の強化に乗り出すことになりました。
 関係者によりますと、「読売」「朝日」「日経」の全国紙3社は、ネット上でニュースサイトを運営する新しい組織を設立し、来年1月をめどに3社の記事の掲載を始めます。掲載するのは、政治や経済など通常の記事のほか、社説や世論調査なども含まれ、同じテーマでも、3社それぞれの主張や立場の違いを利用者が比較できるようにするとしています。3社はすでに、それぞれネット上で記事を配信していますが、利用者の多くはヤフーやグーグルといった窓口サイトを通じて記事を読んでいるのが現状です。このため、3社はそれぞれの記事を新たなニュースサイトに持ち寄ることで情報量を増やし、利用者の増加を図りたい考えです。
 ネットでの情報発信をめぐっては、「産経新聞」も「マイクロソフト」と提携し、紙面に先駆けて記事をネット上で配信する試みを10月1日からスタートすることになっており、新聞の販売の面でしれつな競争を続ける3社が手を結ぶ今回の異例の提携は、今後のメディア各社のネット戦略にも一石を投じることになりそうです。

産経Webは「MSN産経ニュース」に変わります
[Sankei WEB 2007/09/30 08:04]

 産経新聞の公式サイト「Sankei Web」は10月1日から、「MSN産経ニュース」として再出発します。デジタル事業でも果敢な挑戦を続ける産経新聞グループと、テクノロジーの雄であるマイクロソフトが手を結び、本格的なネット時代を見据えた新たな報道を目指します。
 「MSN産経ニュース」はSankei Webを大幅に発展させた、全く新しいニュースサービスです。産経新聞発のニュースはもちろん、豊富なコンテンツをお届けする唯一無二の報道サイトを実現します。

毎日jp:10月1日午前0時オープン
[毎日新聞 2007年9月30日 16時08分 (最終更新時間 9月30日 22時47分)]

 毎日新聞社は10月1日午前0時、総合情報サイト「毎日jp」(http://mainichi.jp/)をオープンする。95年に初めてウェブサイトをスタートして以来、培ったノウハウや技術を生かして誕生する新しいサイト。「毎日jp」のオープンに伴い、「MSN毎日インタラクティブ」は30日で終了する。
 「毎日jp」は国内外の取材網を生かした迅速で正確なニュース報道のほか、エンターテインメント情報や身近な生活情報などを拡充し、「信頼」「楽しい」「役に立つ」をキーワードに多彩なコンテンツを提供する。
 「ニュースセレクト」「エンターテインメント」「ライフスタイル」の三つのカテゴリーで構成。全ての記事に、利用者が気に入ったページを共有できるソーシャルブックマークへのリンクを設ける。また、外部サイトとも幅広く連携するなど、毎日新聞が掲げる「開かれた新聞」の理念に沿った「オープン・サイト」を目指す。
 毎日新聞社のサイトは95年に「JamJam」としてスタート。99年には本格的ニュースサイト「毎日インタラクティブ」が産声を上げ、04年、マイクロソフト社と提携し「MSN毎日インタラクティブ」となった。今回、同社との提携を解消した。マイクロソフト社は10月1日から産経新聞社と「MSN産経ニュース」を開始する。

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