民主党の鳩山由紀夫幹事長と、自民党の鳩山邦夫法務大臣が、一緒に私塾「鳩山友愛塾」を発足させることに。
「給油で意見が違っても、基本思想で連携していこう」ということで、やっぱり自民と民主は同じだったのか…。
鳩山由紀夫・邦夫兄弟が「友愛塾」設立へ、リーダーを育成(読売新聞)
鳩山由紀夫・邦夫兄弟が「友愛塾」設立へ、リーダーを育成
[2007年11月14日19時7分 読売新聞]民主党の鳩山由紀夫幹事長と自民党の鳩山邦夫法相の兄弟が14日、都内のホテルで会談し、次世代のリーダーを育成する私塾「鳩山友愛塾」を来年4月に発足させることを確認した。
祖父の鳩山一郎・元首相が掲げた「友愛」の理念を広めることが目的で、一般から募集した塾生約20人を対象に20回の講義を行い、このうち4回ずつを兄弟が講師を務める計画だ。
福田首相と小沢民主党代表の先の党首会談で、「大連立」構想が浮上した経緯があるだけに、「永田町」では、兄弟の党派を超えた連携が政界再編につながるのではないかと見る向きもある。しかし、会談後、記者団から「大連立構想の話が出たか」と尋ねられた邦夫氏は「きょうは全く(出ていない)。友愛で兄と私は連立しているわけで、(インド洋での)給油で意見が違っても、基本思想で連携していこうということだ」と憶測を打ち消した。由紀夫氏も「祖父がやったのは保守合同だが、それと大連立は簡単につながる話ではない。(自民、民主両党の連携の話は)全くしていない」と強調した。
政治家を輩出した実績のある私塾としては、松下政経塾が現在、30人の国会議員を送り出している。また、小沢氏が主宰する私塾「小沢一郎政治塾」からは、7月の参院選で国会議員2人が誕生した。由紀夫氏は「政治家養成(のみに限った)塾とせず、様々な世界で活躍する人材を育てたい」と抱負を語っている。