海上自衛隊の最新鋭イージス艦「あたご」が、千葉県野島崎沖で漁船と衝突。
千葉沖 漁船とイージス艦衝突
[NHKニュース 2月19日 6時51分]横浜の第三管区海上保安本部に海上自衛隊から入った連絡によりますと、19日午前4時20分ごろ、千葉県南房総市の野島崎沖の南およそ40キロの海上で、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船が衝突したということです。捜索や救助のために現場に向かった海上保安本部の航空機からの情報によりますと、漁船の船体が2つに割れた状態になっているということですが、乗組員の行方などくわしい状況はまだわかっていません。
漁船と衝突した「あたご」は、海上自衛隊で最も新しい5隻目のイージス艦として去年3月、舞鶴基地に配備されました。排水量が7700トンと護衛艦の中で最大で全長が165メートルあります。一方、衝突した漁船には、「清徳丸」という船名が書かれているということです。海上自衛隊では、横須賀基地の護衛艦などが漁船の捜索や救助のため現場の海域へ向かっています。
以下、追記。
詳しいことはまだ明らかになっていないが、専門家は見張りを怠っていた可能性を指摘している。