GAKU について

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

今週の「九条の会」(5月3日まで)

全国各地の「九条の会」の活動の様子を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めています。今週は、憲法記念日を前に各地でさまざまなイベント、講演会などが開かれているので、1週間も経っていませんが、中間報告します。

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自民、民主で仲良く、アナクロ改憲案づくり?!

アナクロニズムと言うべきか、悪のりと言うべきか、呆れてしまいますが、これが自民党だけでなく、民主党、国民新党の議員を含めてやられているというところに御注目を。また、安倍・自民党が、ある意味オブラートにくるんでいるホンネの部分をストレートに表現するとこうなる、という意味でも、改憲策動の本質を分かりやすく示してくれるものだと言えます。

超党派の保守系議員有志 「新憲法大綱案」を提言(北海道新聞)
防衛軍に国益条項… 超党派議員が「新憲法大綱案」(産経新聞)

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地方紙の憲法社説を読む

憲法記念日を前に、地方紙が掲載した憲法問題にかんする社説をながめてみました。

北海道新聞は、「民主主義国家として再出発した戦後日本の否定」「侵略したアジア諸国への背信行為」と、安倍首相の姿勢を真正面から批判。東京新聞は、自衛隊の存在と9条とをともに認める国民世論を「優れたバランス感覚」と評していますが、それは、曖昧模糊とした「バランス」ではなく、「かつて戦場となったアジア諸国が日本を不戦国と見てくれるのも、武力行使の歯止めができるのも9条があってこそ」という前向きのもの。「9条が再び見直される時代になった」と結論づけています。神奈川新聞は、9条だけでなく、13条、19条、21条などのいわゆる市民的自由の問題、それに25条、生存権の問題でも、憲法が脅かされていることに警鐘を鳴らしています。

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ベネズエラがIMFと世銀からの脱退を表明

ベネズエラがIMFと世銀からの脱退を表明。

う〜む、だれも実行できるとは思ってなかったことかも知れないけれど、通貨の安定さえ守れるなら、確かにIMFや世銀に加盟していなければならない理由はありませんねぇ。しかし、正直、これからどうなっていくのか想像もつきません。いわゆる「成り注」です。

ベネズエラのチャベス大統領、IMFと世銀から脱退表明(CNN)

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5月3日は銀座でパレード!!

今年の5月3日は、憲法施行60周年の記念すべき日です。日比谷公会堂での憲法集会に参加したあと、みんなで銀座をパレードしましょう。

2007年5・3憲法集会&1万人パレード

第1部 憲法集会
会場:日比谷公会堂
開会:午後1時(開場:正午)
スピーチ:
     植野妙実子(中大教授・憲法学)
     浅井基文(広島平和研究所所長)
     福島瑞穂(社会民主党党首)
     志位和夫(日本共産党委員長)
歌&コンサート:オオタスセリ
第2部 1万人の銀座大パレード
集合:日比谷公会堂前
出発:午後3時
主催:2007年5・3憲法集会実行委員会
憲法改悪阻止各界連絡会議、「憲法」を愛する女性ネット、憲法を生かす会、市民憲法調査会、女性の憲法年連絡会、平和憲法21世紀の会、平和を実現するキリスト者ネット、許すな!憲法改悪・市民連絡会

9条「改えない方がよい」が49%―朝日世論調査

朝日新聞の世論調査(詳しくは、明日の朝刊を見よ!)でも、9条について「変えない方がよい」の49%で、「変える方がよい」は33%を上回りました。

「9条は平和に貢献」78% 朝日新聞世論調査(朝日新聞)

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地方紙の憲法世論調査

この間発表された、共同通信の全国調査を含む地方紙の憲法世論調査。

北海道では、9条2項について「変更しなくても良い」が49.4%に。信濃毎日新聞の調査では、改憲「必要」が去年より20.2ポイントも減少。沖縄の調査では、9条については「改正するべきではない」が56%を占めました。

共同の世論調査でも、9条について44.5%が「改正する必要があるとは思わない」と回答。このあたりが、今年の憲法世論調査の共通の特徴になっているようです。

国民投票法案 賛成は大幅減32% 具体化で慎重に 本社全道世論調査(北海道新聞)
憲法改正反対46%/本社世論調査(沖縄タイムス)
憲法改正 「賛成」は計50%「反対」計33%(信濃毎日新聞)
憲法改正に賛成微減 9条改正は44%が不要 共同通信調査(埼玉新聞)

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今週の「九条の会」(4月30日まで)

インターネットを流れるニュースの中から、全国各地の「九条の会」の活動を拾っています。

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この間読んだもの 賃金論と富塚恐慌論

1つめは、60年代末に出た『講座 現代賃金論』(青木書店)の第1巻「賃金の理論」。いまさら、40年近く前の本をなぜと思われるかも知れませんが、前にも書いたように、賃金論そのものを勉強したことがないので、とりあえず昔の講座あたりをということで、選んでみました。

もう1つは、これも古い本ですが、富塚良三氏の『増補 恐慌論研究』(未来社、初版1962年、増補版1975年)。こっちも前に書いたことがありますが、富塚氏の均衡拡大再生産軌道を勉強し直すためです。

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愛国心が強いほどアジアへの「反省必要」

昨年12月に朝日新聞が実施した世論調査について、『AIR21』に詳細な結果が報告されていました。

それによると、「自分に愛国心がどの程度あると思うか」の質問に、20%は「大いにある」、58%が「ある程度はある」と回答。「あまりない」「全くない」は合わせて20%しかありませんでした。注目されるのは、同時に質問した、アジアにたいする歴史認識についての回答です。

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「多様な雇用形態」を導入しないと不祥事?

日本経団連が「企業倫理行動憲章」の「実行の手引き(ガイドライン)」を改定したことは、前に紹介しましたが、その「実行の手引き(第5版)」がインターネットに公開されました。

それを見ると、「4.従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。」と題して、こんなふうに書いています。

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スクロヴァチェフスキ登場!

読売日響 第138回東京芸術劇場名曲シリーズ

昨日は、読響の演奏会を聞いてきました。今月から常任指揮者として、ミスターSことスクロヴァチェフスキ氏が登場。ほんとは17日の定期演奏会でブルックナーの4番“ロマンティック”を聞きたかったのですが、仕事の関係で、やむなくこの日に変更。しかし、プログラムはなかなか魅力的でした。

 オネゲル:交響曲第2番
 メシアン:われら死者の復活を待ち望む
   (休憩)
 ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

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ホールがちょいと狭すぎた…?!

都響第643回定期演奏会(2007年4月27日)

金曜日、都響の定期演奏会に行ってきました。サントリーホールの改修工事のため、今月から、都響の定期も東京オペラシティに変更です。指揮はジェイムズ・デプリースト、プログラムは以下のとおり、5番コンビです。

 シューベルト:交響曲第5番 変ロ長調 D.485
 マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

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ネットカフェ難民の実態が明らかに

青年ユニオンなどが「ネットカフェ難民」の実態調査。10都府県34店舗で、8割近くの店に「長期滞在」客がいることが明らかに。

「ネットカフェ」暮らし、地方にも“常連”拡大(読売新聞)
「ネットカフェ難民」広がる 7割の店に「長期・常連」(朝日新聞)

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石原知事の無責任発言

石原都知事が、阪神・淡路大震災で、知事の自衛隊出動要請が「遅くて2000人が死んだ」と発言したことにたいし、当時の兵庫県知事の貝原氏が反論。

石原知事の発言にいかに根拠がないかは、毎日新聞の「記者の目」欄で、同紙記者が詳しく明らかにしています。

しかし、それ以上に重大なのは、当の石原さんが、27日の記者会見で、この問題について「佐々淳行さん(元内閣安全保障室長)の受け売り。詳しくは佐々さんに聞いてください」と発言したこと。こんな人物が首都東京の防災行政の責任者かと思うと、怖ろしくなります。

記者の目:石原・都知事の阪神大震災発言(毎日新聞)
前兵庫知事、「石原発言見当違い」 阪神大震災巡り反論(朝日新聞)
自衛隊出動要請「遅れた」 大震災で石原知事再び(熊本日日新聞)

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