賛否両論、喧喧囂囂ですが、その理由の1つは「赤ちゃんポスト」というネーミングがあると思います。
どうしても育てられず、新生児が捨てられて、そのまま死んでしまう、ということがないように24時間で受け入れよう、という話には、ほんらい誰も反対できないはず。ところが、それが「ポスト」と名づけられると、なんだか気軽にポンポン新生児を放り込んでいくみたいなイメージになって、いろんな反対論が飛び出してきているのではないでしょうか。
賛否両論、喧喧囂囂ですが、その理由の1つは「赤ちゃんポスト」というネーミングがあると思います。
どうしても育てられず、新生児が捨てられて、そのまま死んでしまう、ということがないように24時間で受け入れよう、という話には、ほんらい誰も反対できないはず。ところが、それが「ポスト」と名づけられると、なんだか気軽にポンポン新生児を放り込んでいくみたいなイメージになって、いろんな反対論が飛び出してきているのではないでしょうか。
政府が検討している天下り規制。民間企業などに天下ったOBの口利き行為の禁止期間を、退職後2年間にするというニュース。
ということは、2年たったら、口利き公認ということ?! なんか話が違ってませんか。
紛らわしい携帯電話会社の広告。で、どうなったかというと、広告の文字は最低でも3ミリ以上にする、ということになったそうです。
しかし、3ミリって…。
この間の冷たい雨でだいぶ散り始めた桜ですが、まだまだいっぱい咲いています。
この間、離婚後300日以内に生まれた赤ん坊は、前夫の子どもとみなすという民法772条2項の規定(いわゆる「300日規定」)が大きな問題になっていますが、この問題で自民・公明のプロジェクトチームが考えた再婚禁止期間を100日にするという案を、自民党の中川昭一政調会長がけっぽったというニュース。
で、結局、運用の見直しで対応するということになるようです。
300日規定見直しは再検討 再婚禁止期間短縮見送り(熊本日日新聞)
300日規定、運用で見直し=離婚後妊娠の医師証明で?法務省(時事通信)

昨日は霙(みぞれ) 今日 花吹雪(ふぶき)
花吹雪で「ふぶき」と読んでもらうと、一応五・七・五になります。(^_^;)
昨日、東京は雷とともに気温が急激に下がり、みぞれが降りました。桜の満開を過ぎてからの雪というのは、とてもめずらしいと思いますが、桜の方はいっきに散り始めてきました。
NTT東日本に続いて、NTT西日本でも、家電量販店での販売員の派遣をめぐって、人材派遣会社とで「偽装請負」をおこなっていた疑いが明らかに。
西武球団によるアマチュア選手への金銭供与問題は、さらに根深いものであることが明らかに。
総額17億円、27年間にわたって球団ぐるみでおこなわれてきた以上、西武は、プロ野球界から退場するしかないのではないでしょうか。また、スカウトが「他球団に後れを取るわけにはいかない」と言っていることも見逃せません。
民間シンクタンクの試算で、2006年の労働者1人当たりの平均サービス残業時間が190.8時間であるとの調査が出ました。ピークの2005年(204時間)からは少し減りましたが、1980年代に100時間程度だったのと比べても異常な事態であることには変わりありません。
で、宮城県はどうだったのかと思って、こちらも調べてみました。結果は以下のとおり。
東京より上のものもあるけれど、東京以下というものもあります。数字は2004年ないし2005年ですから、ちょうど浅野史郎氏が知事をやっておられた時期です。はたしてこの人で東京の福祉がよくなるかどうか、答えははっきりしているのではないでしょうか。
老人ホーム
ホーム数(65歳以上人口10万人当たり) 31.9(42位)
定員数(65歳以上人口1,000人当たり) 17.7(47位)
在所者数(65歳以上人口1,000人当たり) 16.9(47位)
介護老人福祉施設
施設数(65歳以上人口10万人当たり) 20.3(38位)
児童福祉
施設数(人口10万人当たり) 1.22(45位)
身体障害者
援護施設数(人口100万人当たり) 12.2(42位)
施設定員数(人口10万人当たり) 40.8(35位)
相談員数(人口10万人当たり) 8.2(31位)*
知的障害者
援護施設数(人口100万人当たり) 32.0(35位)
施設定員数(人口10万人当たり) 145.2(31位)
相談員数(人口10万人当たり) 2.88(34位)*
データの出典は、東京の場合と同じです。
東京の福祉の水準を調べてみました。
老人ホームや介護老人福祉施設の数は全国最下位。障害者の援護施設も下位にならんでいます。オリンピックの前に、やるべきことはたくさんあると思いませんか。
老人ホーム
ホーム数(65歳以上人口10万人当たり) 26.9(47位)
定員数(65歳以上人口1,000人当たり) 22.8(35位)
在所者数(65歳以上人口1,000人当たり) 21.0(36位)
介護老人福祉施設
施設数(65歳以上人口10万人当たり) 15.7(45位)
児童福祉
施設数(人口10万人当たり) 1.53(38位)
身体障害者
援護施設数(人口100万人当たり) 14.8(36位)
施設定員数(人口10万人当たり) 26.4(45位)
相談員数(人口10万人当たり) 3.9(44位)*
知的障害者
援護施設数(人口100万人当たり) 24.1(44位)
施設定員数(人口10万人当たり) 99.2(47位)
相談員数(人口10万人当たり) 2.56(38位)*
元データは、『統計でみる都道府県のすがた2007』(総務省統計局)のなかの「社会生活統計指標 」の「J 福祉・社会保障」。数値は2004年(*は2005年)。
安倍首相が、従軍慰安婦問題をめぐって、「自分の真意や発言が正しく報道されていない」とブッシュ大統領に泣きついたかっこうです。
しかし、河野談話を継承しているというなら、「従軍看護婦と記者はいたが、従軍慰安婦はいなかった」と発言した下村博文副官房長官の責任を問うべきでしょう。

発売になったばかりの大谷禎之介編著『21世紀とマルクス―資本システム批判の方法と理論』(桜井書店)を、読み始めています。
本書は、大谷禎之介氏の法政大学退職(2005年3月)記念の論文集ですが、『資本論』の理解にもかかわるいくつかの論文もあって、なかなか面白く読み始めています。
ヤマダ電機が、各メーカーから派遣されたヘルパー(販売員)を直接指示して、労働基準法違反に問われた事件は前に紹介しましたが、こんどは、NTT東日本が、人材派遣会社と請負契約を結びながら、販売員に業務上の指示を出していたことが明らかに。
それにしても、人材派遣会社に業務を請け負わせた上で、実際には別の職場で仕事をさせるというという働かせ方のなんと多いことか。こういう二重派遣、二重請負は、違法労働の温床になるだけ。
昨夜来の雨で、満開の桜がたくさん散り始めています。あ〜、もったいない…… (;_;)
久しぶりになってしまいましたが、4月1日までの各地の「九条の会」の活動を伝えるニュースを集めてみました。
新宿駅西口で、夕方から、吉田万三さんの演説を聞きました。
まず驚いたのは、その人の集まりが多かったこと。小田急百貨店前は、司会の人が「通路をあけてください」と2度もアナウンスしないといけないくらいの人だかりができていました。僕も、すっかりそのなかに飲み込まれてしまいましたが、小田急ハルクにむかう2階デッキのところにも鈴なりになって人が聞いていたし、演説のさなかにも「そうだ」「がんばれ」「万三さ??ん」と盛んに声援が飛んで、とても熱気がありました。
駅前の通りの桜は、ほんとにいまが真っ盛りです。
岩波書店の発行するPR誌『図書』の臨時号で、「岩波文庫 私の三冊」という特集を組んでいます。岩波文庫の中で、これはという3冊を紹介してほしいというアンケートに232人の方が回答を寄せています。
いろいろな人がマルクス、エンゲルスの本を上げていますが、そんななかでちょっと異色だったのは、ソフトイーサ株式会社社長の原哲哉氏。「私の三冊」の1つに、『資本論』をあげて、こんなふうに書かれています。