GAKU について

年齢:50代 性別:男 都道府県:東京都(元関西人) 趣味:映画、クラシック音楽、あとはひたすら読書

経済同友会が「イノベーション戦略」を公表

経済同友会「日本のイノベーション戦略委員会」が、「日本のイノベーション戦略?トップがコミットし、自ら実行すべし?」を公表。

「日本の中に危機意識が足りない」という危機意識(?)に立って、「開かれた社会をつくる」、「多様性のある社会をつくる」、「夢のある社会をつくる」をキーワードに「イノベーション」を目ざそうというもの。グローバリズムの時代に、このままでは日本の国際競争力が低下してしまう、という危機意識と、景気回復で危機感が薄れたり、格差拡大を批判する世論が広がったのに乗じて、「抵抗勢力」が巻き返しをねらっている、という構図をえがきだして、安倍政権にたいして、「開かれた社会」という名目でいっそうの「規制緩和」を、「多様性のある社会」をめざすとして「教育改革」の推進を要求。

日本のイノベーション戦略(経済同友会)

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今週の「九条の会」(1月31日まで)

全国の「九条の会」の動きを、インターネットを流れるニュースから拾い集めています。

地方点描:「九条」を学ぶ[鹿角支局](秋田魁新聞 1/26)
「日本の青空」上映へ実行委(東海日日新聞 1/22)
党派超え九条守れ-「九条の会」入会訴え【県議ら結成】(奈良新聞 1/21)

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年間通じて消費支出の伸びはマイナス

12月の家計調査の結果、1世帯あたりの消費支出は前年比1.9%減。2006年は12カ月ずっと、前年同月比でマイナスという結果に。

読売新聞が見出しに立てているように、企業は明るくなっても、国民の暮らしは寒くなるばかりです。

12月の経済指標 企業・個人で明暗(読売新聞)
12月の全世帯消費支出1.9%減・12カ月連続前年割れ(NIKKEI NET)

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臨時雇用者、14.8%も増加

2005年の国勢調査の労働力集計から、常雇用者は、2000年に比べ142.5万人減り、臨時雇用者は99.5万人増えたことが明らかに。臨時雇用者は5年間で14.8%も増加したことに。

格差拡大、裏付け…非正規雇用が百万人増(産経新聞)

総務省の公表資料はこちら。
2005年国勢調査 第2次基本集計結果(総務省)

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実質賃金ふたたびマイナスに

厚生労働省の「毎勤統計」によると、2006年の実施賃金は前年比0.6%減。名目では0.2%増だが、物価がゆるやかに上昇し始めており、実質賃金はふたたびマイナスに。「景気回復」といっても、国民のふところは冷え込んだままです。

実質賃金2年ぶり減 景気回復 家計に波及せず(東京新聞)

厚生労働省の発表資料はこちら。
毎月勤労統計調査 2006年分速報

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こんな判決でよいのか!!!

中国残留孤児のすみやかな帰国措置をとらず、また帰国後の十分な自立支援を行わなかった国の責任を問う裁判で、東京地裁は、原告の訴えを棄却する判決。

早期帰国措置をとらなかったのは国交がなかったからというけれど、中国敵視外交をとり、残された日本人たちを探し、助け出す仕事を後回しにしたのは、まさに国の責任。そして、日中国交が正常化されると、「26年もたっているから、急ぐ必要はなかった」というのは、まったくもって無責任の極み。

中国残留孤児東京訴訟、原告側の請求を棄却 東京地裁(朝日新聞)

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東電が原発検査で偽装

東京電力が、事故の時に炉心を冷却する非常用ポンプが故障しているのに、正常に作動するかのように偽装していたことが判明。全国では24回、199件にわたる偽装がおこなわれていました。

非常用冷却ポンプの故障をかくすなどというのは、とんでもない話。いくら「安全」だと言ってみても、こんな偽装がやられていたのでは…。

原発検査に東電が偽装工作 柏崎刈羽1号機(東京新聞)
東電の3原発、定期検査で199件のデータ改ざん(読売新聞)

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政治家の意図を「忖度」したNHKによる改変を認める

従軍慰安婦問題をめぐる民衆法廷を取り上げたNHKの特集番組の改変問題で、東京高裁は、NHKの賠償責任も認める原告勝訴の判決。

判決では、政治家による直接的な圧力までは「認めるに足らない」としていますが、安倍首相(当時は官房長官)が事前に番組を見て、従軍慰安婦についての「持論」を展開し、「公平・中立な報道」を求めたことは認定。NHKによる改変が、こうした政治家の意図を忖度して行われたものであるとしました。

番組改編訴訟、NHKの賠償責任も認める…東京高裁(読売新聞)
NHK番組改変訴訟 判決理由の要旨(朝日新聞)

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そのまんま現象?

安倍内閣の支持率が続落。同時に、宮崎県知事選挙の結果をめぐって、メディアもあれこれ論評中。

毎日新聞世論調査:内閣支持6ポイント減の40% 不支持増加36%(毎日新聞)
毎日新聞世論調査:内閣支持率また下落 加速する政党離れ、「そのまんま現象」裏付け(毎日新聞)
安倍内閣、支持率48%に続落・日経世論調査(NIKKEI NET)
何だ? そのまんま現象 官僚嫌いか談合批判か政党離れか 各党、民意手探り(朝日新聞)

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米軍横田基地に新戦闘司令部

共産党の「しんぶん赤旗」によると、在日米軍と在日米空軍(第5空軍)の司令部が置かれている米軍横田基地に、ハワイに本拠地を置き、朝鮮半島を除くアジア太平洋とインド洋全域を担当地域とする第13空軍司令部(「ケニー司令部」)の新司令部(「ケニー司令部ジャパン」、第13空軍第1分遣隊)が設置されたそうです。

米空軍/横田に新戦闘司令部/日米連携 アジア太平洋全域に(しんぶん赤旗)
横田の米軍「新戦闘司令部」/日本国民に説明なく進む再編/「地球規模のテロ戦争」の一環(しんぶん赤旗)

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トヨタのリコール年間190万台

三菱ふそうのリコールがメディアで大きく取り上げられていますが、日本の自動車メーカーの中には、2年連続して約190万台ものリコールを出しているメーカーがあるのをご存じですか? それは、なんと日本経団連前会長奥田氏の、あのトヨタです。

実に、トヨタの国内販売台数を上回るリコール。なのに、なぜメディアは取り上げないのでしょうねぇ…。

公表資料:自動車のリコール・不具合情報(国土交通省)

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平日の平均睡眠時間は6時間未満…

インターネットで「サービス残業」をググっていたら、こんなデータを見つけました。

平日の睡眠時間は、5?6時間という人が約4割でトップ。さらに、6人に1人が5時間未満という結果が出ています。

平均睡眠時間、39.7%が「5時間以上?6時間未満」(ダイエット・エステ・美容のオリコンランキング)

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光に移行しました

お昼前にNTTの工事が無事完了。
ということで、我が家もついに光に移行しました。ヽ(^_^)/

下りは約46Mbps、上りも20Mbps以上は出ているようです。

電話もIP電話に切り替えました。最近、いろいろトラブルが発生していますが、もともと1カ月の通話料金が0円だったりするので、まあトラブルが発生しても困らないかな。(^_^;)

感動!! コバケン&日フィル マーラー交響曲第9番

日本フィルハーモニー交響楽団第587回定期演奏会 小林研一郎指揮:マーラー交響曲第9番

小林研一郎氏の指揮するマーラー交響曲第9番を聴いてきました。実は、もともと木曜日のチケットを買っていたのですが、仕事の都合で15分ほど遅刻し第2楽章からしか聴けませんでした。しかし第1楽章からぜひ聴いてみたくて、金曜日、再びサントリーホールへ出かけてきました。

今回の演奏会は、直前にコバケン音楽監督退任のニュースが流れたため、会場はお客さんで一杯。とくに金曜日は、当日券を求める長蛇の列ができていて、結局、チケットが買えなかった人もいたそうです(僕は金曜日午前中に電話予約)。そして、コバケンさんが登場したときから、普段にない盛り上がりした。

小林研一郎、任期満了にともなう音楽監督退任のお知らせ(日本フィル)

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オーケストラで聴く「デブ、デブ、百貫デブ」 都響第639回定期演奏会

都響第639回定期演奏会

一昨日の読響に続けて、今夜は都響の定期演奏会。「日本管弦楽の名曲とその源流<4>」と題するプログラム。指揮は高関健氏です。

  • 間宮芳生:合唱のためのコンポジション第4番「子供の領分」
  • 小倉朗:管弦楽のための舞踏組曲
  •   休憩
  • バルトーク:2台のピアノと打楽器と管弦楽のための協奏曲
  • バルトーク:舞踏組曲

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『週刊エコノミスト』1/30号が「労働ビッグバン」特集

『週刊エコノミスト』1月30日号(毎日新聞社)

毎日新聞社の『週刊エコノミスト』1月30日号(現在発売中)が「本当の労働ビッグバン」と題して、「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」を含む「労働ビッグバン」の特集を組んでいます。こんどの通常国会への「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」法案の提出見送りとなった段階で、さらに問題を深める格好の素材になっていると思います。

たとえば政策研究大学大学院の濱口桂一郎教授は、「ホワイトカラー・エグゼンプション制度」の本家と言われるアメリカの実態について次のように指摘しています。

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「貧困層」誕生への道

ちょいと古い話ですが、SPA! 1月2-9日合併号が「20?30代 気がつけば『貧困』のリアル」を特集。その中で、こんな表が紹介されていました(モノクロコピーをスキャンしたので、ちょっと見にくいですが)。題して「『貧困層』誕生への道」

「貧困層」誕生への道(SPA! 2007年1月2-9日合併号)

斎藤貴男氏の記事の中で紹介されたものですが、小泉改革の5年間だけでなく、さらに1990年の日米構造協議調印、1995年の政府の「規制緩和推進計画」および日経連の「新時代の日本的経営」にまでさかのぼって、今日の「格差社会」がどこから生まれてきたのかを明らかにしています。

オール・シューマン・プログラム 読響第456回定演

読売日響第456回定期演奏会

月曜日、サントリーホールで読売日響第456回定期演奏会を聞いてきました。今年初めてのコンサートです。指揮はテオドール・グシュルバウアー。プログラムは以下の通り。

シューマン:“ゲノフェーファ”序曲 op.81
シューマン:交響曲第1番 変ロ長調 op.38 “春”
  (休憩)
シューマン:歌曲“悲劇”(ハイネの詩による)
シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61

ということで、なかなか珍しいオール・シューマン・プログラム。しかも交響曲がいっぺんに2曲も聴けるという贅沢なプログラムとなりました。

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“夜回り先生”が安倍首相のいじめ対策を批判

いじめ対策で、安倍首相が、出席停止措置の活用を文部科学大臣に指示。

これに対して、今朝の「東京新聞」で、“夜回り先生”こと水谷修さんが批判のコメントを寄せられています。

水谷さんの批判は2点。1つは、「なぜいじめが起きるのかに目が向いていない」という点。もう1つは、「出席停止は、すべての子どもに保障された教育を受ける権利を侵害する処分だ」という点。

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