今週の「九条の会」の活動を紹介した全国各地のニュースをインターネットで拾ってみました。
「憲法」カテゴリーアーカイブ
今週の「九条の会」(11月12日まで)
今週の「九条の会」(11月5日まで)
全国各地の「九条の会」の活動を報道するニュースを、インターネットから拾いました。今週は、憲法公布の11月3日をはさんでいたため、各地でいろんな行事がもたれました。インターネットのニュースには、重複もありますが、とりあえず全部紹介します。
- 平和「希求」表す憲法 上尾で講演の集い(埼玉新聞 11/5)
- 若い力で護憲運動進めよう 県内の学生ら、「九条守る会」設立(徳島新聞 11/5)
- 憲法守れ 「9条の会」を今治でも結成(愛媛新聞 11/4)
- 大田でも「9条の会」(朝日新聞:マイタウン島根 11/4
) - 「新憲法草案に集団的先制攻撃」/前田朗東京造形大教授憲法9条の危機を訴え(八重山毎日新聞 11/4)
- 憲法公布59年各地で集会 揺らぐ護憲に危機感 自民草案に批判相次ぐ (西日本新聞 11/4)
- 憲法フェスタ:「平和憲法」を大切に! 市民がトーク、ミニ演奏会――中央区/福岡(毎日新聞 11/4)
- お笑いぶ:憲法公布の日を記念しイベント――大垣/岐阜(毎日新聞 11/4)
- 憲法公布日:平和憲法の重要性訴え 改憲の動きに強い危機感――各地で催し/広島(毎日新聞 11/4)
- 九条の会徳島:平和原則を世界に 結成のつどいに1000人――徳島/徳島(毎日新聞 11/4)
- 憲法9条:県民のつどい、3000人が参加――名古屋市公会堂/愛知(毎日新聞 11/4)
- 新憲法草案反対、小森教授が講演(朝日新聞:マイタウン鹿児島 11/4)
- 「諏訪9条の輪」発足へ 改憲反対の諏訪地方団体(長野日報 11/4)
- 「みえヤング九条」の会発足 県内の大学生ら(中日新聞 11/4)
- 憲法公布59年各地で集会 揺らぐ護憲に危機感 自民草案に批判相次ぐ(西日本新聞 11/4)
- 「改憲は合理的ではない」 加藤周一さんが講演(共同通信 11/3)
- 九条かながわの会 発足/多彩な呼びかけ人 つどいに630人(しんぶん赤旗 11/3)
- 九条の会徳島を結成(四国放送 11/3)
- 「九条かながわの会」きょう発足の集い(朝日新聞:マイタウン神奈川 11/2)
- わかまつ九条の会:結成、3日に記念の市民集会/福岡(毎日新聞 11/1)
- 戦争体験や活動など報告(朝日新聞:マイタウン高知 11/1)
- 阿波弁で9条を 3日「九条の会」で朗読(朝日新聞:マイタウン徳島 11/1)
- 田浪 政博さん(67) 永井隆著『この子を残して』を復刊(中日新聞 10/30)
- 自民・新憲法草案発表 市民ら改憲反対訴え(朝日新聞:マイタウン石川 10/30)
民主党、「憲法提言」を了承
今週の「九条の会」(10月29日まで)
自民党が新憲法草案を発表
自民党が、来月の党大会で採択する「新憲法草案」を発表しました。8月に発表した「新憲法第1次案」に若干の修正を施したものです。
注目の9条ですが、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という現行の条文を、第1次案では、「戦争その他の武力の行使又は武力による威嚇を永久に行わないこととする」と修正し、章題を「安全保障」とすることとあわせて、憲法から「戦争の放棄」という文言を放逐してしていました。しかし、これがよっぽど不評だったのでしょう。今日発表された案では、9条1項は、そのまま無修正で残すことになっています。
しかし、だからといって、「戦争放棄」の立場が守られたわけではありません。「戦争放棄」のために「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」「国の交戦権は、これを認めない」と、戦力不保持・交戦権の否定を定めた9条2項を削除。代わりに、自衛軍の保持を明記し、自衛軍は「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」ができるとしています。
「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」というと、国連の平和維持活動への参加・協力のように思うかも知れませんが、そうではないのです。たとえば、イラク戦争のように、国連が賛成しなくても、アメリカとイギリスが「協調」して始めれば、これだって立派な「国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動」になるのです。この憲法改正が成立すれば、いまイラクで米軍や英軍が行なっている「武装勢力の掃討作戦」に、自衛隊も参加できることになります。それが、この9条改憲の一番のねらいなのです。
こんなふうに、自衛隊が米軍と一緒になって、実際に海外で戦闘行為をおこなう――これのどこが「戦争の放棄」でしょうか? 9条2項を削除し、自衛軍の保持を明記すれば、9条1項はまったくの空文になってしまうのです。
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今週の「九条の会」(10月22日まで)
今週の「九条の会」(10月16日まで)
2回連続憲法学習会
10月23日(日)と12月4日(日)に、東京・国立市の一橋大学を会場に2回連続憲法学習会が開かれます。主催は、九条の会・国立、一橋学生九条の会、一橋教職員・九条の会(準備会)。
第1回
日 時 10月23日(日) 午後2時?4時30分
テーマ 戦後60年と憲法九条
講 師 小森陽一さん(東京大学教授、九条の会事務局長)
第2回
日 時 12月4日(日) 午後2時?4時30分
テーマ 日本の戦後処理と憲法9条
講 師 吉田裕さん(一橋大学教授)
会 場 一橋大学 西校舎 第1講義棟4階 401教室
参加費 500円(資料・グッズ付き)
会場と参加費はどちらも同じです。
一橋大学は、JR中央線国立駅下車。交通案内を参照。会場の第1講義棟は国立キャンパス案内図参照。西キャンパスの9番です。
自民党新憲法案、自衛軍明記を小泉首相が了承
自衛軍保持を明記する自民党の改憲案を、小泉首相が了承。
森前首相は、9条1項について「理念は変えない」と言っています。これは、自民党新憲法第1次案が、実際には、憲法から「戦争放棄」の規定を完全に排除してしまっているのをごまかすための方便です。自民党案は、憲法第2章の章題「戦争の放棄」を「安全保障」に変え、9条1項も、戦争を「永久にこれを放棄する」という現在の規定を「永久に行わないこととする」と変更。要するに、戦争は「放棄」したのではなく、出来るけど「行わない」だけだというのが彼らの言い分なのです。
今週の「九条の会」(10月9日まで) その2
10月9日までの各地の「九条の会」の活動について、ほかにもいろいろニュースが流れていましたので追加します。
今週の「九条の会」(10月9日まで)
インターネットから、全国各地の「九条の会」にかんするニュースをピックアップしています。「岐阜新聞」が1面で「シリーズぎふ戦後60年 平和を守り継ぐ」を連載していますが、そこに地元で「九条の会」の活動をされている方が次々に登場しています。
- 九条の会徳島結成へ参加呼び掛け 準備会が徳島駅前でPR(徳島新聞)
- 「佐野九条の会」 8日に設立集会(中日新聞)
- 「九条の会」発足で草の根平和活動/横浜・鶴見区(タウンニュース鶴見区版 10/6)
- 「世界の宝」9条を後世に/(財)横浜勤労者福祉協会の理事長で同協会九条の会の会長に就任した 川崎 博通さん(タウンニュース鶴見区版 10/6)
- 「シリーズぎふ戦後60年 平和を守り継ぐ」 「それでも僧侶か」 念仏者をも加害者に(岐阜新聞 10/5)
- 「シリーズぎふ戦後60年 平和を守り継ぐ」 アジアを見つめて 歴史観、価値観共有を(「岐阜新聞」10/4)
- 「シリーズぎふ戦後60年 平和を守り継ぐ」 実践童話を通じて 人間の生き方伝える(岐阜新聞10/3)
- 「憲法改悪反対」発足集会で訴え 九条の会・七尾(朝日新聞10/2)
- 設立のつどいに市民900人集まる 九条の会つくば(中日新聞10/2)
- 「生保・9条の会」結成/“命と密着した仕事だから”(「しんぶん赤旗」10/2)
自民党改憲案の前文最終案が明らかに
「アジアの東、太平洋と…」という書き出しを見れば、これが中曽根案を下敷きにしたものであることは明らか。
僕は、あんな時代錯誤の前文はごめんです。
憲法9条「変えるべきでない」が62%
毎日新聞が実施した世論調査で、憲法9条について「変えるべきでない」が62%を占め、「変えるべきだ」30%の2倍を超えました。
憲法全体について「改正すべきかどうか」を尋ねると、改正「賛成」が58%、「反対」が34%で、改正賛成が多数を占めるのですが、9条に限ると、「変えるべきでない」が圧倒的多数だということです。20代で「変えるべきでない」が7割を超えたというのも印象的。9条改憲推進派にとっては、衝撃的な結果でしょう。
民主も10月中に「憲法提言」発表へ
民主党が、「憲法提言」を10月中に取りまとめる方針を固めたもよう。
これも、「自民大勝」の結末か。9条改憲で自民党と競われても、大迷惑なのだが…。
今週の「九条の会」(10月1日まで)
全国各地の「九条の会」の活動にかんするニュースをインターネットからピックアップしました。
- [講演会]「ひがしなだから9条の声」(朝日新聞:マイタウン兵庫 10/1)
- 文化祭で戦争を考える催し企画/瀬戸の聖霊中・高(中日新聞 9/29)
- 「音楽・九条の会」が発足 各地で公演、改憲阻止訴え (共同通信)
- 「憲法9条守れ」2000人参加 岐阜市で集会/岐阜県(朝日新聞 地方版 9/26)
- 歌に兵戈(戦争)は無用です/九条守れ 歌人立つ/発会講演会に250人(「しんぶん赤旗」9/25)
- [この人に] 海秀道さん(朝日新聞:マイタウン熊本9/25)
自民党改憲案、10月28日にとりまとめか?
自民党新憲法起草委員会が、来月28日に全体会合を開く予定に。自民党の改憲案の最終案がこの日に決まるのか?
今週の「九条の会」(9月24日まで)
各地の「九条の会」の動きを、インターネットで流れている各地の新聞社のニュースからピックアップしました。
愛媛新聞社説「国民投票法案 世論に耳を傾けて慎重審議を」
愛媛新聞(9/25付)は、自民、民主、公明3党が特別国会で国民投票法案を審議する憲法調査特別委の設置を決めたことに、懸念を表明する社説を掲載しました。
前原民主党代表、9条2項削除を提案
前原民主党代表が、「読売」のインタビューに応えて、憲法9条第2項の削除、集団的自衛権の容認を主張。
まあ、これ自体は以前からの民主党の主張と同じ。それを堂々と真正面から主張するところが、前原新代表の独自性?