久しぶりの休みに、日比谷シャンテ・シネで「ヒトラーの贋札」を見てきました。(今年3本目)
第2次世界大戦末期、イギリス経済の撹乱をねらったナチスの「ベルンハルト作戦」。精巧なポンド紙幣の贋札を作らされたのは、強制収容所に入れられたユダヤ人たちだった。実話をベースに創作された作品ということです。
久しぶりの休みに、日比谷シャンテ・シネで「ヒトラーの贋札」を見てきました。(今年3本目)
第2次世界大戦末期、イギリス経済の撹乱をねらったナチスの「ベルンハルト作戦」。精巧なポンド紙幣の贋札を作らされたのは、強制収容所に入れられたユダヤ人たちだった。実話をベースに創作された作品ということです。
見たい見たいと思っていた映画「君の涙ドナウに流れ」を、ようやくシネカノン有楽町2丁目で見てきました。
1956年のハンガリー事件をテーマにした映画です。ソ連への従属から抜けだして自主的な国づくりを目指したハンガリーの改革の動きが、ソ連軍の侵攻によって踏みにじられた事件です。
正月恒例?で、映画を見てきました。今年は、韓国・朴正熙大統領暗殺事件をとりあげた「ユゴ 大統領有故」。今年1本目。
新宿K’s cinemaで、張藝謀(チャン・イーモー)監督の初監督作品「紅いコーリャン」(1987年)を見てきました。もう20年も前の作品、空いてるだろうと高をくくっていたら、84席しかない映画館で受付番号74番…。ほんといっぱいのお客さんでした。(今年10本目)
映画については、あらためて説明の必要もないかも知れませんが、いちおう…。
1920年代の中国。貧しい農民の家に育った18歳のチアウル(コン・リー)は、ロバ1頭と引き換えに、親子ほど年の離れた男の許へ嫁ぐことに。嫁入りの日、チアウルの乗った輿がコーリャン畑の中で襲われるが、ユイ(チアン・ウェン)がとっさにチアウルを助ける。これが2人の劇的な出会いとなる。
チアウルは、嫁いだ直後に夫は行方不明となり、住み込みの羅漢などの協力をえて酒造りを続ける。そこにユイが現われ、2人の間に子どもが生まれる。しかし子どもが9歳になったとき、村に日本軍が現われる…。
映画は、冒頭のシーンから、すでに「紅」の色が鮮やか。さらに、輿に乗ったコーン・リーの艶めかしいこと。(^_^;)
今日は「映画の日」ですが、実は、昨日、中国映画「長江哀歌(エレジー)」を日比谷のシャンテシネで見てきました。久しぶりの映画でした。(今年9本目)
舞台は、中国の長江・三峡ダムでやがて水没してゆく街・奉節(フォンジェ)。そこに、16年前に別れた妻と娘を訪ねて、山西省から1人の男韓三明(ハン・サンミン)がやってくる。しかし、16年前に教えてもらった住所はすでに川の底。男は、仕方なく奉節の街で解体作業で働きながら妻と娘を捜すことに…。他方、沈紅(シェン・ホン)は、三峡の工場に働きに来て2年間も音信不通になっている夫を探しに、やはり山西省からやってきた。しかし勤めているはずの工場にはすでに夫の姿はない…。
今日の「朝日新聞」夕刊(7月20日付)の「金曜エンタ」欄で、映画「夕凪の街 桜の国」に主演した女優の麻生久美子さんが登場、こんなふうに語っています。この作品で、麻生さんは、昭和30年代初めの広島を舞台に、被爆者の女性・皆実を演じています。
「私には想像もつかない心の傷を抱えているのに、皆実は前向きでおちゃめでたくましい。『これだけは私がやりたい!』と、初めて思った役でした」
広島と長崎を訪れ、段ボール箱いっぱい資料を買い込んだ。読めば読むほど、自分の無知に腹が立ち、背負うものの大きさにおののいた。「理解することなど無理。知りたいと思うことが大切なんだ」。そう気持ちを切り替えて現場に臨んだ。
渋谷に来ています。ユーロスペースで「フランドル」を見終わりました。このあとはル・シネマで「輝ける女たち」を見ます。
シエラレオネというと、国民1人当たりのGNI(国民総所得)が年間220ドル、人口の50%以上が1日1ドル未満で生活する世界最貧国の1つ。1991年から約10年間にわたる激しい内戦がたたかわれ、多くの犠牲者とそれ以上にたくさんの難民を生み出しましたが、その紛争の原因となったのが、ダイアモンド。
そういう大雑把な知識はあったものの、実際に映画が始まると、エンタテイメントとして楽しむ余裕などまったくありませんでした。ダイアモンドの密輸にかかわるダニー・アーチャー(レオナルド・デカプリオ)と、反政府軍RUFに捕まって働かされていたダイアモンド発掘現場から逃げ出してきたソロモン・バーディー(ジャイモン・フンスー)とが、あっという間に市街戦に巻き込まれてゆくあたりから、ただただ圧倒されながら見ておりました。
5・3憲法集会&銀座パレードのあと、日比谷の映画館で、映画「ドレスデン、運命の日」を見てきました。(今年5本目)
1945年1月、なかなか降伏しようとしないヒトラー・ドイツにたいし、連合軍が大攻勢を開始。ドイツは制空権を失い、激しい攻撃に見舞われていた。ドイツ東部の都市ドレスデンでは、主人公アンナが、父カールが病院長を務める病院で看護師として働いていた。ある日、アンナは病院の地下で、銃弾で負傷した男を見かける。
同じころ、イギリスでは、ドイツ東部の都市を目標に大規模な戦略爆撃をおこなう計画を立てる。その対象に、ドレスデンが選ばれる。ついに、なにも知らないアンナたちの上空に爆撃機が迫ってくる…。
以下続く(ただし、一部ネタばれあり)
全国的に大荒れの天気、東京でもところによって激しい雨が…といわれる中、久々の渋谷シアター・イメージフォーラムで、韓国・中国合作映画「キムチを売る女」を見てきました。(今年4本目)
2・11集会を途中でぬけだして、ユーロスペースで見てきたのは映画「合唱ができるまで」。(今年2本目の映画)
パリ13区、モーリス・ラヴェル音楽院のアマチュア合唱団が教会でのミサ・コンサートを目ざして練習する様子を撮影したドキュメンタリーです。正直言って、最初にみんなが合唱する部分なんて聴けたもんじゃありません。(^_^;) 下手とか言う以前のレベル。しかし、女性指揮者クレール・マルシャンは、発声の仕方、息の使い方、アクセントの置き方などなど、1つひとつを、子どもたちにもやさしく、分かりやすく説明し、「良くなったわ」「すばらしい」とほめながら根気よく練習を続けてゆきます。そうやっていくうちに、だんだんとハーモニーが生まれ、声が響き合うようになっていく様子は、ちょっと神秘的でさえあります。
忘れないように、見に行きたいと思った映画をリストアップ。はたして全部見れるかどうか…
あなたになら言える秘密のこと
クー・チャンウェイ監督「孔雀 ―我が家の風景―」
善き人のためのソナタ
映画『カンバセーションズ Conversation(s)』
_-_- モーツァルトとクジラ OFFICIAL SITE _-_-
華麗なる恋の舞台で
キムチを売る女 <GRAIN IN EAR> | KAFS
ルワンダの涙
周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』
合唱ができるまで
2006年、邦画の興行収入が約20年ぶりに洋画を上回りました。
しかし、邦画はまったく見ない僕としては、以前は洋画ばかりだったミニシアターで邦画がかかるようになって、洋画の上映が減ってしまったので、うれしくありません。(^_^;)
天気予報では雨が降るかも知れないと言われていましたが、12月にオープンしたばかりの新宿ガーデンシネマで、韓国映画「王の男」を見てきました。(本年1本目)
【あらすじ】
16世紀初頭、漢陽にやってきた旅芸人チャンセンと相棒の女形コンギル。都で時の王ヨンサングンが、妓生上がりの官女と日夜遊び呆けている噂を聞きつけた2人は、芸人仲間と宮廷を皮肉った芝居を始める。興行は人気を博すものの、一座は侮辱罪で逮捕されてしまう。重臣に「王を笑わせることができれば、侮辱ではない」と反論したチャンセンたちは、死をかけて王の前で芸を披露する。彼らの芸は王を魅了することができるのか…。(goo映画より)
国王ヨンサングン(燕山君)は、朝鮮王朝第10代、韓国では誰もが知っている暴君だそうです(在位1494?1506年)。あまりの暴君ぶりに、臣下である重臣たちによって王位を追われ、国王への追号である「宗」を贈られず、国王の兄弟を表わす「君」号で呼ばれることになったほど。ちなみに、追放されたヨンサングンに代わって擁立されたのが、チャングムが仕える中宗(チュンジョン)だそうです。
事前の広告では、上の「あらすじ」に書かれたようなストーリーが紹介されていたので、当然僕も、はたして国王は笑うのか? と思ってみていました。でも映画が始まったら、2人はさっさと捕まってしまうし、さっさと国王の前に引き出されてしまうし、しかも芝居はガタガタ…。「え、 こんな早く話が展開して大丈夫なの??」と思ってしまったのですが、じつは、そこから後が面白かった!!
しかし、それは見てのお楽しみです。(^_^;)
「さらば、わが愛/覇王別姫」「北京ヴァイオリン」などの映画で有名な陳凱歌(チェン・カイコー)監督の自伝。1990年に刊行されたものの復刊です。
イベントも終わり、昨日は、久しぶりに映画を見てきました。韓国映画の「トンマッコルへようこそ」です。(今年9本目)
「トンマッコル」というのは、「子どものように純粋な」という意味。朝鮮戦争の始まった1950年。当初優勢だった北朝鮮にたいし、米軍は「国連軍」(字幕では「連合軍」と訳されてました)として仁川(インチョン)に上陸作戦を敢行(9月15日)。北朝鮮軍と韓国軍との激しい戦闘が続いていました。そんなとき、山の中で「連合軍」の偵察機が操縦士のスミスをのせて墜落。さらに、追いつめられた北朝鮮・人民軍の3人と、韓国軍兵2人がトンマッコル村に迷い込んできます。
その結果、村の中で出くわした人民軍兵と韓国軍兵。小銃を構え、手榴弾を手に対峙しますが、村人たちは、銃の何たるかを知らず、きわめてのんびりしたもの。兵士たちとちっともかみ合いません。
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コンサートの帰り、日比谷のシャンテ・シネで、本日封切りの「記憶の棘」を見てきました(8本目)。実は、どんなストーリーなのか、どんなジャンルの作品なのか、まったく知らなかったのですが、ニコール・キッドマン主演だということで、ともかく映画館に直行。(^_^;)
愛する夫ショーンが心臓発作で突然死んでから10年。アナは、ようやく再婚を決めた。ところが、その彼女のところに10歳の少年が現われ、「僕はショーン、君の夫だ」と名のる…。
「ゲド戦記」の原作者アーシュラ・K・グ・ウィンさんが、映画「ゲド戦記」をみて、「物語のつじつまが合わない」など批判的コメント。
う〜む、こうなると映画を見ないとだめかなぁ。いまのジブリではあの原作がまっとうに映画化できるはずがないと思っていたので、見ても仕方ないと決めていたんですが…。
昨日、久しぶりに、映画を見てきました(今年7本目)。写真は、ル・シネマのホールに飾られていた「胡同のひまわり」のポスターです。張楊監督と子役の張凡くんのサインが書かれているのですが、分かるでしょうか(クリックすると大きくなります)。
「胡同」というのは、中庭を囲んでロの字に家が並ぶ四合院がつらなる北京の街の路地、横町のこと。中庭はご近所共用で、日本の下町のように、わいわい言いながら暮らしている。映画は、1976年、1987年、1999年という3つの年代を重ねることで描かれています。