「日の丸」を背負ったりすると、ここ一番に滅法弱い日本チームですが、2次予選で99%敗退が決まりかかってすっかり力が抜けたのか、準決勝、決勝と見事な戦いっぷりでした。
後半、またまた力みが出て、ちょっとハラハラさせられましたが、ともかくおめでとうございます。ヽ(^^@)/
「日の丸」を背負ったりすると、ここ一番に滅法弱い日本チームですが、2次予選で99%敗退が決まりかかってすっかり力が抜けたのか、準決勝、決勝と見事な戦いっぷりでした。
後半、またまた力みが出て、ちょっとハラハラさせられましたが、ともかくおめでとうございます。ヽ(^^@)/
知り合いにかなり強く頼まれ、今シーズンから久しぶりに日フィル定期にも通うことにしました。その1回目が木曜日(16日)。荒天のなかサントリーホールに行ってきました。
プログラムは以下の通り。
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
— 休憩 —
バルトーク:オペラ《青ひげ公の城》(演奏会形式、原語上演、日本語字幕付)
この日のメインは、バルトークのオペラ「青ひげ公の城」。
家族の反対を押し切って、《青ひげ公》の城にやってきたユディット姫。かつての妻たちを殺したとの噂がある。城の中に入ったユディットは、閉ざされた部屋の扉を開けるように求める。第1の扉の向こうにあったのは拷問部屋。次の部屋には、血糊がついたままの兵器の数々。第3の部屋には宝石が満ちあふれていたが、そこにも宝石の陰から血が滴る……。
ということで、ユディットは何でこんな奴と結婚する気になったんだろう、という根本的な疑問がわいてくるほど陰惨なストーリー。ソプラノとバリトンの掛け合いでドラマと音楽が進んでゆきます。
続きを読む
WBC準決勝で、日本が6-0で韓国を下し、決勝へ進出。何はともあれ、おめでとう。
今回の記事をみていて初めて知ったことは、大リーグで活躍する韓国人選手がたくさんいるということ、そして韓国プロ野球はすっかり実力をつけたということ。これからは、韓国プロ野球にももっと目を向けないといけないだろう。
先日、写真展「ベトナム そこは、戦場だった」を最終日に見に行ったばっかりに、図録が買えなかったと書いたところ、本日、後輩のM田君から譲っていただくことができました。ありがとうございます。m(_’_)m
ともかく書いて見るもんですねぇ。(^_^;)
今日は、昼に仕事をすませたあと、久しぶりに日比谷シャンテシネで、映画「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最後の日々」を見てきました。(なんと、これでようやく、今年2本目)
ナチス・ドイツがスターリングラードの攻防に敗北しようとしていた1943年2月、ミュンヘンの大学で、反ナチスのビラを配布したとして逮捕されたハンス・ショル、ゾフィー・ショルの兄妹。「白バラ」抵抗運動として有名な事件ですが、そのなかで唯一の女性であったゾフィー・ショルを主人公とした作品です。
「白バラ」抵抗運動については、70年代に本を読んで知っていましたが、今回の作品は、90年代になって旧東ドイツで見つかったゲシュタポによるゾフィー・ショルの尋問調書にもとづいて、逮捕されてからわずか5日で処刑されたゾフィーの、取調官モーアとの緊迫したやり取りが描かれています。
昨日の「朝日新聞」夕刊・文化欄で、免疫学者の多田富雄氏が、国立能楽堂で2月に上演された新作能「紅天女」の演劇評を書かれています。
「紅天女」は、漫画「ガラスの仮面」の二人のヒロインが主役を争う作中劇を能にしたもの。NHKのニュース番組でも数日前に紹介されていて、そこでは「分かりやすい」「親しみやすい」など好意的に取り上げられていましたが、この多田富雄氏の評は、なかなか手厳しい。
この新作能のメッセージは何だったのだろうか。アイ狂言の理屈っぽい重複した台詞に、地球環境問題とかいろいろあったが、言葉が空疎で訴えかけるものがなかった。
「能になりそうな題材」というだけで舞台を作るのでは志が低い。現代人に感銘を与える能をどう作るか。せっかく能の新しい観客が生まれる機会がこれではもったいない。
私はこの作品は見ていないし、「ガラスの仮面」も好きな作品ではありません。間狂言での台詞で地球環境問題云々のくだりは、テレビでも紹介されていましたが、梅の精とその木を切らねばならぬ仏師の悲恋というのが、なぜ地球環境問題になっていくのか、ちょっと強引だなぁと思いました。
さて、この作品の評価はどのように定まってゆくのでしょうか。
オリンピックの閉会式。いろいろ演出も見事だったし、荒川選手をふくめ、選手の顔が優しくなっているのもよかった。でも一番印象に残ったのは、次の開催地バンクーバーの市長さんが車イスだったこと。「朝日」の記事によれば、19歳の時、スキーの事故で首を骨折し、手足の自由を失ったのだそうです。
カナダらしい、といってしまえばそれまでかも知れないけれど、日本でも障害者が市長や首相になって、だれも不思議がらない、そんな社会がくればいいなと思いました。
最近、ちょいと気になるのが、コンサートの座席のランク分け。同じサントリーホールでも、オーケストラによって違っています。ともかく最近は、やたらS席が広すぎませんか? これじゃSpecialな席じゃなくてStandardのSじゃないかと思うほど。
そんななかで、都響が今シーズンからランク分けを見直して、1階の最前列や壁際2列をB席にしたほか、2階正面席でも後ろ3列はB席、RD、LDはセンターに近い方がB席で通路より壁側がC席になりました。RDやLDのB席もしくはC席というのは、かなり“お買い得”かも知れません。
トリノオリンピックで大健闘した日本女子カーリングチーム。今日の「東京新聞」夕刊には、「ファンが急増」という記事が載っています。
そこに東京都カーリング協会というのが紹介されているのですが、そのホームページを見ると、東京カーリングクラブというクラブがあって、試合もやっているんですね。知りませんでした。(^_^;)
チャンスがあったら、一度でいいからあのストーンを滑らせてみたいですね。←にわかファン
大健闘していたカーリング日本女子チームは、強豪スイスに敗北。
結果的には、カナダが6勝目をあげたため、スイスに勝っていても準決勝進出はできなかった訳ですが、それでも彼女たちは十分がんばったと思います。
カーリングの醍醐味を教えてくれてありがとう!
カーリング日本女子チームは、イタリア戦に逆転勝利し、通算成績を4勝4敗にしました。
しかし、ノルウェーがスウェーデン、スイスに続いてベスト4以内が確定したため、日本が準決勝に勝ち残るためには、次のスイス戦に勝った上、カナダがデンマーク戦に負けて、5勝4敗同士のタイブレークにならないとダメということになりました。
がんばれ! カーリング日本女子チーム!
カーリング女子の日本チーム、予選突破にはもう負けられないという土壇場で、前回金メダルのイギリスを破り、なんとか踏みとどまりました。
小野寺歩選手、絶好調ですね。時間がかかるからか、なかなか試合全体の中継をやってくれませんが、カーリングは駆け引きが一番の醍醐味。ぜひ試合全体を見せてほしいです。
見たい見たいと思っていた写真展「VIET NAM ベトナム―そこは、戦場だった。」を、最終日になってようやく恵比寿の東京都写真美術館に出かけ、見てきました。
この写真展の特徴は、米軍に従って南側から入り込んだカメラマンたちが撮った写真とともに、北ベトナム側の写真が一緒に展示されていること。北の写真には、いかにも「社会主義」の宣伝用というものも並んでいますが、しかし、ある写真では、米軍の爆撃でハイフォン市の労働者街が灰燼に帰した様子が映されていましたが、その中で、瓦礫の中から顔や手、脚だけが、破壊された壁や屋根と同じ無機物であるかのように見えているのに、思わず立ち止まってしまいました。
最終日だったからなのか、それとも日曜日だったからなのか、会場はけっこう混み合っていました。そのなかで、年配のお客さんが多かったことが意外でした。それも、ベトナム反戦デモなどをやっていた“団塊の世代”よりもさらに上の世代――60代とか70代、あるいはそれ以上と思われる人が目立ちました。その中でも、杖をついたり、腰の曲がったお婆さんが食い入るように写真を眺め、解説を読み、年表に見入っていらっしゃるのが、とても印象的でした。
続きを読む
五十肩&腰痛で調子が悪いにもかかわらず、今月は4つコンサートを聴いてきました。これまでブログに書き込めなかったので、一気に4つとも書いてしまいます。
トリノ冬季オリンピック、日本人勢が不調ですが、僕自身は、夜中のLive中継で結構楽しんでます。寝る前にちょっと頑張ってみて、でもって早起きして、決勝とかのいいところだけまた見る。そんな生活を楽しんでます(寝不足になるけど…)。
昼間やゴールデンの特番は、日本人選手の活躍を前提にして組まれているので、男子のスノーボード・ハーフパイプのように、日本人選手が全員予選落ちしてしまうと、番組が成り立たない…。上戸彩を引っ張り出してみたところで、如何ともしようがありません。
でも、Liveで中継を見ていると、日本人選手の成績はとりあえず別にして、ほんとに世界最高レベルのプレーを楽しんでいます。女子ハープラインも、申し訳ないけど、優勝した米女子選手の高さは、日本女子選手とは別格でした。高け?、すげ?、しかも楽しそ? (^_^;)
そんな中で、男子スピードスケート500mで、及川佑選手が1回目35秒35、2回目35秒21と、35秒台をコンスタントに出して4位に入ったのは見事だと思いました。(まあ、34秒台を出さないとメダルは難しいのかも知れないけれど)
続きを読む
自民党の行政改革推進本部が、国立国会図書館の独立行政法人化を提言したことに対し、国会図書館が記者会見し「国立国会図書館の役割について」と題する資料を配付。
まあ、自民党の国会議員のみなさんは、国会図書館で調査なんかしないのかも知れませんが、国会図書館は、たんなるでかい図書館ではありません。
まず、国会図書館法により、日本国内における出版物は必ず国会図書館に納入されなければならないことになっています(第25条)。何十年も立ってから、古い文献や資料を探したり、学術書ばかりか、一般雑誌などから社会動向を調べたりできるのも、こうした法律的な裏づけがあるからこそ。こうした役割を果たしうる図書館は、全国数多しといえども、国立国会図書館以外にはありません。独法化でそうした機能が失われるようなことは、絶対にあってはなりません。
また、国会図書館は、独自の調査機能をもっています。それは、国会議員の立法活動、政策活動を支える大切な物質的条件の1つでもあります。自民党が国会図書館の独法化を持ち出すなどと言うのは、自分で自分の足下を切り崩すようなものだと言わなければなりません(自民党議員は、役所に電話して「資料持ってこい」と言って、用を済ませてるのかも知れませんが、それでは本当に官僚から独立した国会議員の活動など保証されません)。
2・11集会のあと、恵比寿の東京写真美術館へ行き、「写真展・岡本太郎の視線」を見てきました。
岡本太郎の写真展といいつつ、Part1は、岡本が初めて渡仏した1930年代に交流のあった写真家(当然、ヨーロッパの)の写真が並べられているだけなので、ここはぱらぱらっと眺めて、さっさとPart2へ。
Part2では、1950年代末に『藝術新潮』の「藝術風土記」にのったものを中心に岡本の作品が展示されています。面白いのは、それとともに、コンタクトプリントが、非常にでっかく引き延ばされて展示されていることです。岡本がどんなふうにシャッターを切っていったかが分かるので、興味深く見ました。でも実際には、展示されたコンタクトがフィルム1本分しかなかったので、イマイチ、岡本が何をどうとらえてシャッターを切っていったか、よく分からなかったのですが…。(^_^;)
テレビで宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」を見ました。学生の頃に20数回も見て、すべてのシーン、すべてのセリフを覚えてしまったほどで、若気の至りで、ナウシカ論なるものを本気で書いたこともありました。(^^;)
しかし、今回あらためてテレビで見て、学生の時のような“感動”を覚えないことに、ちょっと驚きました。
続きを読む