6アンダーの首位タイでスタートした最終日、途中、北田選手がトリプルボギーをたたくなど苦戦をしたけれど、17番で2人揃ってバーディーをとり、見事優勝。
こういうのを見ていると、あらためてゴルフってメンタルなスポーツだと思います。
6アンダーの首位タイでスタートした最終日、途中、北田選手がトリプルボギーをたたくなど苦戦をしたけれど、17番で2人揃ってバーディーをとり、見事優勝。
こういうのを見ていると、あらためてゴルフってメンタルなスポーツだと思います。
しばらくサボっていた美術館通いですが、いろいろ見ないといけないものが溜まってしまいました。忙しい…
今日は、ミシェル・コルボ指揮、ローザンヌ声楽・器楽アンサンブルの日本公演を聴きに行ってきました。ということで、一昨日についで、またまたサントリーへ。今日は、LB1の最前列ということで、舞台に向かって左手奥の席で、合唱団の斜め後ろから舞台を眺めるかっこうになりました。
演目は、バッハ:マタイ受難曲。午後6時開演で終演は9時を回る一大プログラムでした。
特徴的だったのは、第1部につづけて第2部に入り、第40曲のコーラスが終わったところで、休憩をとったこと。いちおう会場にその旨の張り紙があったんですが、お客さんにはほとんど伝わってなかったんでしょうね。第40曲が終わってもなかなか拍手が起こらず、コルボ氏が指揮台を降りて舞台袖に戻り始めて、ようやく拍手がわき起こるという次第になりました。
第40曲のところでというと、要するに、イエスが捕まってペテロが3度「あんな人は知らない」と言った直後に鶏が鳴く、それで「鶏が鳴く前に、あたなは3度私を知らないと言うだろう」というイエスの予言が成就したことを知り、ペテロが「私を哀れんでください」と泣いた後のところまでです。第41曲からあとは、いわゆる「処刑」の場面になるので、ここで休憩をはさんだというのは、ストーリー上は十分納得できるものです。
コルボ氏は明後日で71歳、一昨年大病をされたということでしたが、音の強弱、大小がはっきりしていて(それはコーラスも同じ)、メリハリを効かせた指揮で、全体としての演奏の流れが非常に分かりやすいと思いました。ソプラノの谷村由美子さんは、少し内にこもった(というと印象が悪いのかな)、丸みのあって、音が低くなるとちょっと聞こえにくくなったところはありますが、温かい声を響かせていらっしゃいました。カウンター・テナーのカルロス・メナも、高音で透き通った声を響かせ、なかなか印象的でした。
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今日は、井上道義さんが振るということで、東京フィルハーモニーの定期演奏会(サントリーホール)に行ってきました。プログラムは、
前半は、仕事が押したために間に合わず聞けませんでした。めずらしい曲目なので聞きたかったんですけどね…。残念。
後半は、僕の大好きなブルックナーの最後の交響曲(第9番は未完だから)。井上さんの指揮は、力を内に込める?という感じで、派手さはないのですが、ぎゅうっと内実が詰まった感じでした。2階RB席ということで、バイオリンの音がストレートに飛んでくる感じで、ちょっと生々しくて最初は落ち着かなかったんですが、第3楽章になるとそんなのも気にならず、至福の音楽を楽しませていただきました。一転して第4楽章では、本当に力を内面にみなぎらせたという感じで、盛り上がりました。東フィルも、木管、金管ががんばって、力強い音を響かせていました。
後半ロスタイム、ゴール前のボールがどうなる?と思った瞬間に、大黒の左足からゴールへ! 前半4分で、さっさと1点目を獲得したので、これは楽勝?なんて思ったのですが、ずいぶんじりじりさせられました。
ともかく、日本代表、W杯アジア最終予選1勝
おめでとうございま??す。?(^^@)/
不覚にも泣いてしまいました。なんで、こんな映画で涙が出てきたのか? われながら不思議です。(^^;)
僕は、タイトルから、ベルリン・フィルがどこかの子ども相手にオーケストラの練習をする、というNHK「ようこそ課外授業」的な映画を勝手に想像していました。しかし、実際に見て、全然違っていて、引き込まれてしまいました。まず登場する子どもたちが、本当にいろんな困難な条件におかれていること。そして、クラシックなんて一度も聞いたことがないし、ダンスをしたこともないという、その子どもたちが、ロイストン・マルドゥームによる練習を通して、少しずつ変わっていく様子が、サイモン・ラトルとベルリン・フィルの練習風景と片身代わりに登場しながら、映画はすすんでいきます。
街娼が並び、それ目当ての男たちが行き来するパリの裏通り、そんなブルー通のアパートに暮らすユダヤ人の少年モモと、その向かいで小さな食料品店を営むトルコ人のイブラヒムとのお話。モモは父親と2人暮らしなのですが、この父親がいったい何の仕事をしているのかよく分からない。ともかく家に帰ってくると、使ってない部屋の灯りを消して回り、モモが音楽を楽しんでいるラジオを切り、楽しみというと本を読むことだけという陰気な親父で、二言目には兄のポポルと比較するのでモモは面白くない。そんなモモが毎日買い物をするのがイブラヒムの店。イブラヒムは、モモが時々商品を万引きしていることに気づいていたが、モモを叱るどころか、やさしく「盗みを続けるなら、うちの店でやってくれ」と言う…。
今日は、日フィル第567回定期演奏会でサントリーホールへ。プログラムは、
指揮は小林研一郎・日フィル音楽監督、ピアノは伊藤恵さん。
マーラーの交響曲は好きで良く聞くのですが、その中で唯一、苦手というか興味がわかないというか、それが第1番でした。あまりに標題音楽すぎて、「自然のように」とか「カッコーの鳴き声のように」とか、音楽が具象的すぎるのが馴染めないという感じでした。
しかし、今日の演奏を聴いて、すっかりそのイメージが変わってしまいました。最初から、物凄いエネルギーをわずかなAの音の中に集中させて、音楽がすすんでいきます。希望をいえば、もう少し弦がきれいに揃ってほしかったという部分もありますが、そういう“細かいこと”は問題にならない「熱演」でした。
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今年4本目の映画。今日で公開終了ということで、ちょいと残業して、仕事帰りに吉祥寺バウスシアターのレイトショーで、「ソウ(SAW)」を見てきました。
目を覚ましたら、そこは、すっかり荒れ果てた、どこかの地下のバスルーム(?)らしいところ。部屋の真ん中に血まみれの死体が横たわり、それをはさんで対角線にアダムと医者のゴードンが足を鎖でつながれて閉じこめられている。
いったいなぜ? 誰が? 何のために?
犯人がゴードンに宛てたメッセージは、“家族は預かった、助けたければ6時までにアダムを殺せ”と要求。やがてゴードンは、数カ月前に自分が容疑者にされた連続猟奇殺人事件を思い出す。“ジグソウ”と呼ばれる犯人を、タップ刑事は相棒のシン刑事とともに、追いかけていた…。
今日(すでに昨日ですが)は、「そうだ、映画に行こう!」と思い立って、仕事帰りに、渋谷Bunkamuraのル・シネマで、フランス映画「恍惚」を見てきました。
倦怠期なセレブの夫婦のお話。「8人の女たち」でカトリーヌ・ドヌーブとはりあったファニー・アルダン扮する妻(カトリーヌ)は、偶然、夫ベルナール(ジェラール・ドバルデュー)の携帯で、「昨日は素敵な夜だったわ」という女性からの伝言を聞いてしまう。夫が浮気? 揺れ惑う妻は、偶然出会った娼婦マルレーヌ(エマニュエル・ベアール)に、夫を誘惑して欲しいと頼む。
マルレーヌは通訳を目指す学生ナタリーとして、ベルナールに偶然であったふりをして、まんまと誘惑に成功する。だんだんとナタリーに惹かれていく夫。カトリーヌは、夫が、どんなふうにナタリーを愛したのか、その一言一言まで、マルレーヌから聞くのだが、やがて2人の間には奇妙な“友情?”が生まれてくる…。
しかしやがて、ベルナールは本気でナタリーに惚れてしまい、「一緒に暮らしたい」と言い出す。マルレーヌも夫に惹かれだす。離婚…? 自分だけが取り残される? そんな不安に、カトリーヌは、思わず「ベルナールは、あなたと住む世界が違うのよ」とマルレーヌに言ってしまう。1人の男と2人の女性の運命はどうなるのか?
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テレビ東京でいまやっていたザ・ヒューマンD「恐るべき50歳 渡辺えり子の魅力」ですが、すごいですねぇ。
親子ほど歳の違う若者相手に、叱ったり怒鳴ったりしながら一生懸命に劇団をやる、そのエネルギーの物凄いこと! 同時に、イラク戦争に反対して、朗読劇に演劇人を100人集めるバイタリティ! 小学生に「俳優の渡辺えり子さんが、どうして戦争に反対するんですか?」と質問されて、真正面から答えてしまうあたりは真剣さのなせるわざなのかも知れません。
大人が勝手に起こした戦争で子どもが犠牲になるなんて許せない、という理由は単純ですが、そのことにあれだけ真剣に、エネルギーを注げる渡辺えり子さんが羨ましくもあり、またぜひ見習わなければならないと思いました。
渡辺さん、健康に気を付けて頑張ってください!(相当なヘビースモーカーのようだし)
14日までの公開ということだったので、昨日、急いで見てきました。今年2本目の映画。
ドイツ・ケルンに生まれたアンナとロッテの双子の姉妹。両親が亡くなって、姉のアンナは農家の叔父のところへ、妹のロッテはオランダの富裕な親戚の家へ引き取られていくことになります。それだけでも可哀想な話ですが、やがてヒトラーが政権につき、ドイツは戦争を始め、オランダもドイツに侵略されることになります。
プログラムの解説で、映画ライターの折田千鶴子さんは、「2人の人生の幸・不幸を、比較せずにこの映画を見ることができる人がいるだろうか」と書かれていますが、僕も、やっぱり2人の幸・不幸を考えずにはいられませんでした。
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先週見てきた映画です。結論からいうと救いようのないお話。主役のチェ・ミンシクだからこそ作れた作品です。
突然、訳も分からずに15年間監禁されるなんていう荒唐無稽のストーリーも、チェ・ミンシクの演技を見ていると、納得させられてしまいます。殺しても飽き足らないような人への復讐その他、依頼に応じて、人を監禁する“商売”という設定が、そもそもぶっとんでいて、面白かったです。
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国立競技場で開かれた高校サッカーの市立船橋(千葉)対星稜(石川)の準決勝。後半ロスタイム終了間際に、星稜が同点に追いつきPK戦へ。そのPK戦も、星稜が1回外し、その代わり星稜のキーパーが市船のゴールを1回止めて、4対4となり、サドンデスの延長戦になったとたん、なんと日テレの中継が突如終了!!!
誰もが え・・・・っ? と思っていると、その直後に始まったのは、高校サッカー準決勝のハイライトシーンを見せて解説するという「蹴球魂」という番組。オイオイ、サッカー番組を流すなら、どうして、そのままPK戦の中継を続けないんだ? 何考えてるんだ?と思っていたら、やっぱり抗議電話が殺到していました。
テレビ局にしてみれば「放送延長は不可能」なんだろうけれども、「予定どおり」にいかないところがスポーツの醍醐味。日テレにかぎらず、放送枠の秒を守ることより、試合の流れ、盛り上がりを伝えることを優先できるように、ぜひこの際、テレビ界全体が反省してほしいと思います。
とりあえず来季は、日フィルと都響の定期に申し込みました。
フジだというのが気になりますが、期待したいですね。
昨年、So-netが独占配信したチョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニーの「第九」が期間限定で復活。インターネットで鑑賞することができます。配信元はWonder Juke。2005年1月まで無料で全曲視聴可能です。
友人から、「第九」のCDを2枚貸してもらいました。
1枚は、フルトヴェングラーが1942年4月19日にベルリン・フィルを振ったもの。もちろんモノラルで音が相当に悪いのは仕方ありません。実はこれは、ヒトラーの誕生日の前夜祭で演奏されたもので、フルトヴェングラーのナチ協力の「証拠」ともされたものだそうです。
月がとっても青かったから…という訳ではありませんが、今日は、吉祥寺で「靴に恋して」を見て帰ってきました。
高級靴店の店員のレイレ、娼館のオーナー・アデラ、知的な障害を持つアデラの娘ニキータ、亡くなった夫と前妻との間の子ども3人を育てるタクシー運転手のマリカルメン、高級官僚の妻のイザベル。レイレは5年間一緒に暮らしたクンとの間がうまくゆかず、アデラはニキータとの生活に疲れている。マリカルメンは、「あんたは他人」といって薬におぼれる娘に困惑し、イザベルは夫との愛情が冷めてしまってイライラする毎日…。そこに登場する男たち。
見事なのは、最初バラバラに見えた5人の女性のストーリーが、気がつくと、複雑に絡まり合って、引き絞られていくところ。トム・クルーズ主演の映画「マグノリア」(最後にカエルが降ってくる意味不明映画)みたいで、なんだかよく分からないままに感動しました。(^^;)
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ハリソン・フォード主演で、米軍のファルージャ攻撃を映画化するという話で、英ガーディアン紙の記事の邦訳です。
記事によれば、原作はまだ書き上がっていない(!)ということで、ほとんど“やらせ”みたいなニュースです。
ハリウッドが映画化:Falluja, April 2004 – the book
この記事は、些事暴論:英ガーディアン紙の報道 から教えていただきました。ありがとうございます。m(_’_)m
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