見に行きたい映画

気になる映画、見に行きたい映画、見たいのにまだ見てない映画

今月は、コンサート&オペラに計4回も出かけて、全然映画を見に行けてません。もう公開終了間近というものもあって、急いで見に行かないと…。

こんなにあって、とてもじゃないけれど全部は見れぬ…。困ったなぁ?

オペラ初体験

今日、新国立劇場で、リヒャルト・シュトラウスのオペラ「エレクトラ」を見てきました。オペラ初体験です。p(T_T)q カンドーした〜 

前から2列目のほぼセンターの席で、ピットの指揮者は頭のてっぺんとときどき振り上げる指揮棒しか見えません。(^^;) しかし、舞台のソリストは表情までよく見えて、聴いて楽しむ、見て楽しむ、なるほどオペラは総合芸術だというのを納得しました。しかし、舞台の両袖に表示される字幕を見ると舞台が見えないし、舞台を見ると字幕が見えないし…。悩ましい? それに、字幕もかなり省略してるみたいで、台詞(ドイツ語)が分かったらもっと面白くなったんでしょうね。残念!

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アルミンク&新日フィル、マーラー5番

昨日、久しぶりにすみだトリフォニーで新日本フィルハーモニーの定期演奏会を聴いてきました。プログラムは、

  • リーム:出発(1985年)
  • マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

指揮は、同管弦楽団音楽監督のクリスティアン・アルミンク。1971年生まれのアルミンクがマーラーの大曲をどう振るか、注目して聴きました。
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岩隈選手、あらためて難色示す

今日、近鉄の岩隈選手が、オリックスの中村GMと会談したけれども、あらためてオリックス入りに難色を示したといいます。「新チームでモチベーションが上がるかどうか悩んでいる」と言っていますが、選手の気持ちを無視して合併を強行した球団側への不信は当然だと思います。

オリックスにしてみれば、中村ノリや岩隈選手など近鉄の有力選手を一挙に獲得して簡単にチーム強化ができると思っていたのでしょうが、選手はモノではないという根本的な事実に厳しいしっぺ返しをくらった格好です。この際、深く反省して、岩隈選手の意向を尊重していただきたいと思います。

オリックス:岩隈が改めて入団に難色(毎日新聞)
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ウィ・ギチョル『9歳の人生』

9泣??人生カバー

主人公の少年ペク・ヨミンは9歳の男の子。ソウル近郊の「山の町」と呼ばれる貧民街で暮らしています。「山の町」というのは、この町が急勾配の山の斜面にはりつくようにつくられているからで、町には水道もなく、雨が降れば雨漏りばかりするような家がびっしりと並んでいます。そんな町で、空想壁のあるキジョンや6年生のガキ大将・黒ツバメと遊んだり、けんかしたり、そんな少年のたくましい生活を「僕は…」という語り口でえがいています。
小学校では、ヨミンの隣にウリムという女の子が座っています。ところが、このユリムは…
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都響 プロムナードコンサート

来年4月から東京都交響楽団の常任指揮者にジェイムズ・デプリースト氏が就任するという話を、昨日初めて知り、今日そのデプリースト氏が指揮する都響のコンサートがあるというので、昨晩に続いてまたまたサントリーホールに出かけてきました。

といっても事前にチケットを入手できなかったので、当日券の窓口に並びました。そうしたら順番を待っているあいだに、「チケットが余っているので、よかったら買ってもらえませんか」と声をかけられ、1階前から6列目という席をゲットしました。最近は安くあげるために2階席、それも後ろの方ばかりだったので、舞台に近い席はひさびさ。オーケストラの音がストレートで聞こえ、なかなかいい席でした。

プログラムは、以下の通り。ロシア音楽シリーズです。ヴァイオリンのソリストは、川久保賜紀さんです。

  • グラズノフ:演奏会用ワルツ第1番 ニ長調 op.47
  • チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
  • チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調 op.36

3曲とも、いわゆるロシア音楽らしく、ロマンティックな曲でした。川久保さんのヴァイオリンは、情熱的で力強い演奏でした。前から6列目だったので、川久保さんの弾くバイオリンの胴体のf字孔から、“ここから音が聞こえてますよ?”という感じで、ビンビン音が響いてきました。
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ホークスはソフトバンクへ

福岡ダイエーホークスは、ソフトバンクへの売却が本決まりしたみたいです。売却価格は公表されていませんが、福岡ドームとホテルを経営するコロニーが売却先の推薦権と同意権を持ち、ダイエーが受け取るのは最大50億円、残りを、チケット販売その他興行権をもつコロニーが受け取ることになっています。

ダイエー:ホークス球団、ソフトバンクに売却へ(毎日新聞)
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あっちも、こっちも大変…

西武もダイエーも読売も、つい先日、「経営基盤」や企業の「公益性」を云々して、新規参入球団の審査をしていたはずなのですが…。球界再編「冬の陣」という感じです。

【西武】

西武球団売却へ――複数企業に打診、コクド抜本リストラ(NIKKEI NET)

「球団売却聞いていない」西武球団代表=プロ野球ライオンズ売却報道で(時事通信)

【ダイエー】

ホークス売却先、米コロニーが推薦権利…契約に明記(読売新聞)

【読売新聞】

読売本社保有と訂正 渡辺会長名義の日テレ株(東京新聞)
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莫言『赤い高粱』

出張2日目です。今日は、ずっと雨が降り続いて、建物の中に閉じ込められています。

昨日から読み始めた莫言の小説『赤い高粱』は、第1章を読み終えて、第2章の真ん中ぐらいにさしかかっています(もちろん、仕事をしながら、休憩どきや寝る前に読んでいるだけですが)。

「わたし」の父と祖父、祖母の話(これがちょうど日中戦争の頃)、そして祖父、祖母の若かったときの話を、「わたし」が故郷の昔話として語るという感じで、話がすすんでいきます。そして、その父が子どもの頃の話と、祖父、祖母が若かったときの話とが、一面の赤い高粱畑を舞台としながら、折り重なるように語られていくので、読んでいると不思議な感じがします。莫言の『赤い高粱』は、全部で5つの話からなる連作で、岩波現代文庫にはそのうち第1作と第2作が収められています。あとの3作についても読んでみたくなりました。

池莉『ションヤンの酒家』(小学館文庫)

ションヤンの酒家

中国の作家・池莉『ションヤンの酒家』(小学館文庫)を読みました。映画「ションヤンの酒家」の原作ですが、いわゆるノベライズではなく、ホントの原作(原題「生活秀」)です。

映画は見逃してしまったのですが、小説は非常に面白かったです。主人公・来双揚(ライ・ションヤン)は、映画だと30代になったばかりぐらいに見えますが、原作だと、もう少し年がいっているように感じます。そのションヤンが、妹や兄夫婦、甥っ子、父親などに悩まされながら、下町の屋台を切り盛りしている。そういう“いま”を生きる庶民の強かな暮らしが描かれています。

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日本フィルハーモニー第564回定期演奏会

金曜日、日本フィルハーモニー交響楽団の第546回定期演奏会に行ってきました(サントリーホール)。
プログラムは、以下の通りです。指揮は、下野竜也さんでした。

  • 猿谷紀郎:潦(にわたずみ)の雫
  • シューマン:交響曲第4番 ニ短調 作品120
  • ウェーバー:劇音楽《トゥーランドット》作品37より 「中国風序曲」「行進曲」
  • ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容

最近の日フィルは、弦の響きがよくなっていて、今日も、とくに2曲目のシューマンの交響曲第4番がなかなか聴かせる演奏でした。4曲目のヒンデミットは、僕の好きな作曲家ですが、“本歌取り”の元歌であるウェーバーのトゥーランドットからの曲と並べての演奏と、プログラムもなかなか趣向が凝らされていて、楽しませてもらいました。

指揮の下野さんは1969年生まれの若手。ちっちゃい身体をいっぱいに使った精力的な指揮振りで、好演でした。演奏終了後も、なかなか御本人が中央に出ようとせず、オケのパートをたたせるなどするばかりで、最後に楽団員から催促もされてようやく指揮台にのぼってお辞儀をされると、大きな拍手を集めていました。
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横浜ベイスターズの選手も…

横浜ベイスターズも、一場選手に現金を手渡していたことが明らかになりました。現金の授受は、巨人の不正が明らかになる前だということです。金額は20数万円と、巨人の200万円に比べると少額ですが、逆にいうと、この程度の現金授受は当たり前になっていたのかも知れません。

横浜も一場投手に現金渡す(NHKニュース)
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モンスター

モンスター

今日は、渋谷で「モンスター」を見てきました。シャーリーズ・セロンがアカデミー賞最優秀主演女優賞をもらった映画。実在の女性死刑囚アイリーン・ウォーノスの物語です。

舞台は80年代のフロリダ。13歳から娼婦として暮らしてきたアイリーンは、偶然、ゼルビーと出会う。ゼルビーは、父親から同性愛の治療を命じられて、フロリダへやってきていた。意気投合した2人は、一緒に暮らすことを決意。アイリーンは、そのための資金を手に入れようと男を誘ったが、その男は娼婦に暴力をふるうことで興奮する野郎だった…。やむを得ずアイリーンは男を殺し、金とクルマを奪ったが…。

シャーリーズ・セロンは、この映画のために13キロ体重を増やしたそうです。そのうえ、目元にたるみ、シミやそばかすだらけのメイキャップで、まったくブロンド美人の面影はありません。他方で、アイリーンが“愛”したゼルビーを、童顔(その実、もう24歳なんですが…)な、だけど“脱ぐと私すごいんです”のクリスティーナ・リッチが演じています。しかし、このゼルビーがなかなかのくせ者です。(以下、ネタばれの可能性あり)

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ツイステッド

ツイステッド

先週公開の「ツイステッド」を見てきました。カリフォルニアを舞台にした警察もののサイコ・ミステリー?です。

警官ジェシカ(アシュレイ・シャド)は念願かなって殺人課に配属されるが、そのとたんに、連続殺人事件が発生。被害者はいずれもジェシカが関係をもった男たち。しかも、泥酔していたのか、ジェシカには犯行時の記憶がない…。一方、ジェシカの周辺には、ストーカーらしき影も…。はたしては犯人は…?

twistedというのは、「ねじられた、より合わされた」という意味とともに、「(真実が)ねじ曲げられた、歪曲された」とか、「(心が)ねじ曲がった、ゆがんだ」という意味を持っています(小学館『プログレッシブ英和中辞典 第3版』など参照)。そのタイトルどおり、お話はかなり絡み合っています。ストーリーがすすむにつれて、ジェシカ本人も、自分には密かに“暴力”への志向(嗜好?)があるのではないかと思えてくる…。なかなか、凝ったつくりになっています。

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楽天の運営するサイトからだって

第2回のヒヤリングで、両者の運営するサイトからアダルトサイトに接続できることを質問されたのにたいし、楽天の三木谷社長が「年齢確認を厳密にしている」と答えたそうですが、楽天が運営するポータルサイト(インフォシーク)からは、年齢確認など一切無く、簡単にアダルトサイトにアクセスできます。

球界参入:ライブドアのアダルト接続に質問集中 NPB(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
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ピエロの赤い鼻

ピエロの赤い鼻

書き込みが遅くなりましたが、水曜日に、またまた映画を見てきました。3日連チャン、前日に続いてまたもや銀座シネスイッチです。今度は、先週封切られたばかりのフランス映画「ピエロの赤い鼻」です。

フランスの田舎町。中学教師のジャックは、日曜ごとに近くのお祭りでピエロに扮してみんなを笑わせている。でも、息子のリュシアンにとっては、父親がみんなの笑いものになるのが嫌いで仕方なかった。しかし、ジャックがピエロに扮するのには、実は理由があったのだ。ある日、父の古い親友・アンドレがリュシアンにその話してくれた。その出来事は、町がドイツ軍に占領されていた第2次世界大戦末期のことだった…。

ということで、アンドレの語りによって、映画は戦争と占領の時代に遡っていきます。
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球界再編どころではなくなりそう…

今日、ダイエーが産業再生機構の利用を認めるというニュースが流れる一方で、西武・コクドの堤義明会長が、グループ企業の全役職を辞任すると発表。話は、球界再編どころではなくなりそうです。

<堤義明氏辞任>西武鉄道Gの全役職退く 株式事務に誤り(毎日新聞)

<ダイエー再建>再生機構の活用を決定 民間主導を断念(毎日新聞)
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世界でいちばん不運で幸せな私

世界でいちばん不運で幸せな私

昨日に続いて、今日は、銀座シネスイッチでフランス映画「世界でいちばん不運で幸せな私」を見てきました。こっちももう公開2週間…。なんだか積み残した宿題ばかり片づけてるみたいで、新着映画を見に行きたいよ? (^^;)

「アメリ」みたいなノリで、主人公の2人にしか分からない世界を繰り広げていきます。それは、すべてが「のる? のらない?」のカケで始まるというゲーム。子どものときは、思いっきり悪ふざけばかりなのですが、2人が大人になったとき、お互いに惹かれあっているのに、恋もゲームにされのてしまうのでは?と思うと素直に自分の気持ちが言えない。そこからだんだん2人の気持ちがすれ違ってしまい…。と、このあたりまでは予告編でも見せてるところです。その恋のゆくえはというストーリーの楽しみもありますが、2人の駆け引き、ゲームそのものが想像を超えていて、思いっきり笑わせてくれます。
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