中越沖地震がおきたさい、柏崎刈羽原発の放射線管理区域の中にいた作業員400人が、放射線検査を受けずに外に避難していたことが明らかに。
地震などで検査用ゲートが故障するという事態は予測しておくべきでした。もちろん作業員のみなさんだって避難はしなければなりません。そのための準備不足ということです。
中越沖地震がおきたさい、柏崎刈羽原発の放射線管理区域の中にいた作業員400人が、放射線検査を受けずに外に避難していたことが明らかに。
地震などで検査用ゲートが故障するという事態は予測しておくべきでした。もちろん作業員のみなさんだって避難はしなければなりません。そのための準備不足ということです。
柏崎・刈羽原発で、中越沖地震の時、核燃料プールの水が作業員にかかっていたことを東京電力が3週間たって公表。
発表が遅れたことについて、東京電力は、「ヒアリングに時間がかかった」と言っていますが、当日、管理区域退出にあたって放射能汚染の検査をしているのだから、ヒアリングが終わるまで分からなかった、などということはありうるはずがありません。それとも、退出時の検査は、あとで調査しなければならないほど、いい加減だったのでしょうか?
なんにせよ、肝心の原子炉内の安全管理が下請け、孫請けまかせという実態が問題です。
柏崎原発で作業員に放射能の水かかる、3週間たって公表(読売新聞)
原発作業員、核燃料プールの水かぶる 中越沖地震時(朝日新聞)
で実は、東京電力は、作業員のゴム長靴が行方不明になっていたことを、これまた3日に明らかにしていた。このときは、「近くに置いてあった」と説明しているが、そもそもなぜ原子炉近くにゴム長靴が置いてあったのか、非常に不可解な説明。
だまして金銭を巻き上げようとしたのだから詐欺罪だと言われればその通りですが、被害者は覚醒剤を買おうとしていた訳で、守るべき法益があったとは思えません。こういう場合って、いわゆる「公序良俗に反する」ということにならないんですかねぇ…。(まあ、こういうのを犯罪にしないとなれば、それはそれでまた犯罪を助長するということになりますが)
新潟県中越沖地震の直撃を受けた柏崎・刈羽原発で、地震直後の出火にたいし消火設備がちゃんと動かなかったり、放射能に汚染された水が漏れ出したりと事故続きの東京電力ですが、さらに、手抜かりな事態が次々と明らかになっています。
とくに本震の地震データを消してしまったというのは致命的。これまで、原発を地震が直撃したらどうなるかというのは、一種の“神学論争”でしたが、それがようやく実際のデータにもとづいて検証できる、と思った矢先に、そのデータそのものが消えてしまったのですから、東京電力にはあまりに僥倖、というべきでしょう。
地震データ消失、放射性物質まだ放出…原発ずさん対応続々(読売新聞)
放射性物質 18日まで漏れる(NHKニュース)
原因はマニュアル破りか排気筒の放射能検出(徳島新聞)
東電原発トラブル63件に 燃料プールの作業台落下(中日新聞)
「毎日新聞」によると、新潟県中越起き地震を起こした断層の一部を、東京電力は、柏崎・刈羽原発を建設する際の事前調査で見つけておきながら、影響を小さく見積もっていたことが明らかに。
読売新聞によれば、柏崎・刈羽原発では、地震の影響とみられるトラブルが次々に見つかっているようです。主排気筒でのヨウ素の検出、排気ダクトの外れ、固定ボルトの折損、低レベル放射性廃棄物を入れたドラム缶の転倒、などなど。まだ全部が調査された訳でもなく、さらに見つかる可能性もあります。
耐震設計の想定の2倍以上の揺れ、というのは、そういうことなのです。
柏崎・刈羽原発6号機で、放射能を含んだ水が漏れていたことが明らかに。
朝日の記事を読む限り、直接炉心を通る第1次冷却水が漏れた、ということ以外に考えられません。放射能は基準以下、微量だということで、東京電力は小さく扱おうとしていますが、第1次冷却水が漏出するというのは、放射能が外部に漏れるというだけでなく、万が一の場合には炉心が“空焚き”になる、という重大事故につながるものです。
↑朝日の記事が更新されたことにともない、削除します。
ともかく、原発の目と鼻の先でM6.8の地震が起こった訳で、何があってもおかしくありません。“もし原発の真下で地震が起こったら…”という不安が、杞憂でなくなったということを示しています。
中越沖地震のさい、東京電力の柏崎・刈羽原発で、耐震設計で想定したよりも大きな揺れ(加速度)が生じていました。
柏崎・刈羽原発は、もともと近くに断層があるとして、危険だと言われていました。これにたいして、東京電力は“原子炉は基礎を直接岩盤に置いているので安全だ”としていましたが、今回の地震で、あらためて断層の危険性が明らかになったといえます。
ちなみに、今回、変電所が火災を起こした柏崎・刈羽原発3号炉は、プルサーマル計画が予定されている原子炉です。原子炉を緊急停止する前に停電していたら、沸騰水型炉の最大の弱点である制御棒の抜け落ちが起きたら、と思うと不安になります。
北九州市で、生活保護を「辞退」した男性が餓死し、死後1カ月の状態で発見されました。
男性は、肝臓の病気で働けず、昨年12月に生活保護を受給。しかし、今年4月、「そろそろ働いてはどうか」といわれ、生活保護を辞退。形の上では「辞退」になっていても、「辞退」させられたことは明らかです。
「あたらしい歴史教科書をつくる会」会長の藤岡信勝氏が、「日本教育再生機構」の八木秀次氏を名誉毀損で提訴。
「つくる会」の会長と元会長の対立・抗争。文字通り「骨肉の争い」です。血みどろ?
JR東海の社員が、新幹線に飛び込み自殺。昨年に続いて2件目。いったいJR東海に何が起きているのか?
死亡男性はJR東海社員か 新幹線人身事故(東京新聞)
JR東海社員と確認=新幹線人身事故で神奈川県警(時事通信)
JR東海社長が陳謝 死亡は東京広報室員(東京新聞)
コンビニで時間切れで廃棄処分にした商品(見切り品)についても、チャージ料をチェーン本部側に上納させていた問題で、最高裁が本部側の主張を認める判決。
しかし、問題は、商品の廃棄はお店の側が自分で自由に決められるのか、それとも事業本部の取り決めで廃棄せざるをえないのか、です。お店の側の判断で廃棄できるのであれば、それは、店側の仕入れの失敗ということで負担するのもやむを得ないかもしれませんが、事業本部との取り決めで廃棄せざるをえないのであれば、損金扱いされないと理屈が通りません。でないと、事業本部の指示で売れなくなったものについて、指導料の上納については、売れたものとして処理させる、ということになるからです。
北海道の航空自衛隊基地内で、同僚自衛官からわいせつ行為を受けた女性自衛官が、退職を強要されたことを訴えた裁判で、11日、第1回の口頭弁論が開かれ、原告女性が意見陳述をおこないました。
「人権踏みにじった」 空自わいせつ訴訟 札幌地裁で初弁論(北海道新聞)
国は全面的に争う姿勢(札幌テレビ)
「セクハラ訴訟、女性自衛官が自ら証言」(TBS News-i)
自衛隊内セクハラ/処分は「停職一日」/紙議員 人権侵害に厳正対処を(しんぶん赤旗)
警視庁の捜査資料など約1万件のデータがインターネットに流出。あれだけ大騒ぎしたのに、Winnyによるデータ流出事故が絶えません。どうして? と思ってしまうのですが…。
高校3年生の女子が妊娠し、誰にも相談できないまま、学校のトイレで出産、赤ちゃんはそのまま死亡したという事件。痛ましいとしか言いようがありません。
「性の乱れ」を問題にすることは簡単ですが、そういうきれい事ではすまないというのが現実。性行為にたいする知識(男性の望むままに性交渉に応じる必要はないのだ、ということを含め)、避妊の知識、あるいは望まない妊娠をした場合に相談できる体制など、考えるべきことはたくさんありそうです。
高3女子が校内トイレで出産、携帯でSOS…赤ちゃん死亡(読売新聞)
高校生出産男児、死因は窒息か(新潟日報)
女子高生が学校便器に男児産み落とす(デイリースポーツ)
今年2月におきたツアーバスの事故をきっかけに、国土交通省が全国の貸し切りバス会社やツアーバス事業者を調査したところ、貸し切りバス会社の60%以上、ツアーバス事業者の80%以上の違反があったことが明らかに。
取り締まりの強化も必要だけど、こんなに違反事業者が出るということは、そもそもの規制緩和、参入自由化を見直すべきでは?
大手企業の所得隠しが相次いで摘発されています。NECの場合は、10人の社員による裏金づくり5億円というオマケまで。
NTT東でフレッツとIP電話がかかりにくくなる大規模な通信障害が発生。
我が家も1月末からNTT光に切り替わっているのだけれど、はて電話は通じなかったのかな〜 (^_^;) ←電話をかけないし、かかってこないので気がつかない奴
長崎市の伊藤一長市長が銃撃され、心肺停止の重体に。
思想的な背景や政治的な動機が何であったとしても、テロ行為は、言論・政治活動の自由、民主主義を否定するもの。絶対に許されません。何がこんな事件を引き起こしたのか、究明される必要があります。